論文の概要: Rydberg-State-Resolved Resonant Energy Transfer in Cold
Electric-Field-Controlled Intrabeam Collisions of NH$_3$ with Rydberg He
Atoms
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.08440v1
- Date: Thu, 23 Jan 2020 10:50:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-06 05:10:28.023129
- Title: Rydberg-State-Resolved Resonant Energy Transfer in Cold
Electric-Field-Controlled Intrabeam Collisions of NH$_3$ with Rydberg He
Atoms
- Title(参考訳): 冷電場制御されたnh$_3$とrydberg he原子のビーム内衝突におけるrydberg状態分解共振エネルギー移動
- Authors: K. Gawlas and S. D. Hogan
- Abstract要約: NH$_3$の反転準位から3重リドベルク状態のHe原子へのエネルギーの共鳴移動が制御されている。
NH$_3$Heのパルス超音速ビームにおいて1:19の比で実験を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The resonant transfer of energy from the inversion sublevels in NH$_3$ to He
atoms in triplet Rydberg states with principal quantum number $n=38$ has been
controlled using electric fields below 15 V/cm in intrabeam collisions at
translational temperatures of $\sim1$ K. The experiments were performed in
pulsed supersonic beams of NH$_3$ seeded in He at a ratio of 1:19. The He atoms
were prepared in the metastable 1s2s $^3$S$_1$ level in a pulsed electric
discharge in the trailing part of the beams. The velocity slip between the
heavy NH$_3$ and the lighter metastable He was exploited to perform collision
studies at center-of-mass collision speeds of $\sim70$ m/s. Resonant energy
transfer in the atom-molecule collisions was identified by
Rydberg-state-selective electric-field ionization. The experimental data have
been compared to a theoretical model of the resonant dipole-dipole interactions
between the collision partners based on the impact parameter method.
- Abstract(参考訳): 主量子数$n=38$の3重項rydberg状態におけるnh$_3$からhe原子への共鳴準位からのエネルギー移動は、遷移温度$\sim1$ kのビーム内衝突における15v/cm以下の電場を用いて制御されている。
he原子は、ビームの後続部のパルス放電において準安定な1s2s$^3$s$_1$レベルで合成された。
重いNH$_3$と軽い準安定水素の間の速度滑りは、質量中心衝突速度$\sim70$m/sで衝突実験を行うために利用された。
原子-分子衝突における共鳴エネルギー移動は、Rydberg-state-selective electric-field ionizationにより同定された。
実験データは衝突パートナー間の共鳴双極子-双極子相互作用の衝突パラメータ法に基づく理論的モデルと比較された。
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