論文の概要: Quantum annealing with capacitive-shunted flux qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.09844v2
- Date: Mon, 17 Feb 2020 09:04:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-05 11:40:53.363424
- Title: Quantum annealing with capacitive-shunted flux qubits
- Title(参考訳): 容量束束量子ビットによる量子アニール
- Authors: Yuichiro Matsuzaki, Hideaki Hakoshima, Yuya Seki and Shiro Kawabata
- Abstract要約: 量子アニーリング(QA)実験で用いられる超伝導フラックスキュービット(FQ)よりも, コンデンサ型フラックスキュービット(CSFQ)のコヒーレンス時間の方が数桁優れていることを示す。
長寿命量子ビットを用いた量子優位性を生かした実用的なQAの実現の道を開いた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum annealing (QA) provides us with a way to solve combinatorial
optimization problems. In the previous demonstration of the QA, a
superconducting flux qubit (FQ) was used. However, the flux qubits in these
demonstrations have a short coherence time such as tens of nano seconds. For
the purpose to utilize quantum properties, it is necessary to use another qubit
with a better coherence time. Here, we propose to use a capacitive-shunted flux
qubit (CSFQ) for the implementation of the QA. The CSFQ has a few order of
magnitude better coherence time than the FQ used in the QA. We theoretically
show that, although it is difficult to perform the conventional QA with the
CSFQ due to the form and strength of the interaction between the CSFQs, a
spin-lock based QA can be implemented with the CSFQ even with the current
technology. Our results pave the way for the realization of the practical QA
that exploits quantum advantage with long-lived qubits.
- Abstract(参考訳): 量子アニール(QA)は組合せ最適化問題を解決する方法を提供する。
以前のQAのデモンストレーションでは、超伝導束量子ビット(FQ)が使用された。
しかし、これらのデモンストレーションのフラックス量子ビットは数十ナノ秒という短いコヒーレンス時間を持つ。
量子特性を利用するためには、コヒーレンスタイムを良くした別の量子ビットを使う必要がある。
本稿では,QAの実装にCSFQ(Capacitive-Shunted flux qubit)を用いることを提案する。
CSFQは、QAで使用されるFQよりも、数桁のコヒーレンス時間を有する。
理論的には、CSFQ間の相互作用の形式と強度により従来のQAをCSFQで実行することは困難であるが、スピンロックベースのQAは現在の技術でもCSFQで実装可能であることを示す。
長寿命量子ビットを用いた量子優位性を利用した実用的なQAの実現の道を開く。
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