論文の概要: Electron Spin Resonance spectroscopy with femtoliter detection volume
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.03669v1
- Date: Mon, 10 Feb 2020 11:43:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-04 02:03:20.282421
- Title: Electron Spin Resonance spectroscopy with femtoliter detection volume
- Title(参考訳): フェムトリットル検出体積を用いた電子スピン共鳴分光
- Authors: Vishal Ranjan, Sebastian Probst, Bartolo Albanese, Thomas Schenkel,
Denis Vion, Daniel Esteve, John Morton and Patrice Bertet
- Abstract要約: 最大$sim 3kHz$までの光子結合強度が観察された。
シングルショット感度は120 pm 24$spins/Hahn echoで、繰り返し取得するために$approx 12 pm 3$spins$/sqrttextHz$に対応する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report electron spin resonance measurements of donors in silicon at
millikelvin temperatures using a superconducting $LC$ planar micro-resonator
and a Josephson Parametric Amplifier. The resonator includes a nanowire
inductor, defining a femtoliter detection volume. Due to strain in the
substrate, the donor resonance lines are heavily broadened. Single-spin to
photon coupling strengths up to $\sim 3~\text{kHz}$ are observed. The single
shot sensitivity is $120 \pm 24~$spins/Hahn echo, corresponding to $\approx 12
\pm 3$~spins$/\sqrt{\text{Hz}}$ for repeated acquisition.
- Abstract(参考訳): 超伝導平面マイクロ共振器とジョセフソンパラメトリック増幅器を用いたミリケルビン温度におけるシリコン中のドナーの電子スピン共鳴測定について報告する。
共振器は、フェムトリットル検出ボリュームを定義するナノワイヤインダクタを含む。
基板のひずみにより、ドナー共鳴線は大幅に膨張する。
最大$\sim 3~\text{kHz}$までの光子結合強度が観察される。
単発感度は$120 \pm 24~$spins/Hahn echoで、繰り返し取得するために$\approx 12 \pm 3$~spins$/\sqrt{\text{Hz}}$に対応する。
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