論文の概要: Spiking dynamics of frequency up-converted field generated in
continuous-wave excited rubidium vapours
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.06149v2
- Date: Mon, 13 Apr 2020 04:21:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-29 06:25:09.837632
- Title: Spiking dynamics of frequency up-converted field generated in
continuous-wave excited rubidium vapours
- Title(参考訳): 連続波励起ルビジウム蒸気中に発生する周波数アップ変換磁場のスパイキングダイナミクス
- Authors: Alexander M. Akulshin, Nafia Rahaman, Sergey A. Suslov, Dmitry Budker,
and Russell J. McLean
- Abstract要約: 780nmと776nmのレーザー光で5D5/2レベルに励起されたRb蒸気2光子中の6P3/2-5S1/2遷移で発生する420nmの周波数アップコンバート放出のスパイキングダイナミクスについて報告する。
420nmのスパイクは、5D5/2-6P3/2遷移によって生じる5.23mの方向放射の時間的特性に起因している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 55.41644538483948
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report on spiking dynamics of frequency up-converted emission at 420 nm
generated on the 6P3/2-5S1/2 transition in Rb vapour two-photon excited to the
5D5/2 level with laser light at 780 and 776 nm. The spike duration is less than
the natural lifetime of any excited level involved in the interaction with both
continuous and pulsed pump radiation. The spikes at 420 nm are attributed to
temporal properties of the directional emission at 5.23 {\mu}m generated on the
population inverted 5D5/2-6P3/2 transition. A link between the spiking regime
and cooperative effects is discussed. We suggest that the observed stochastic
behaviour is due to the quantum-mechanical nature of the cooperative effects
rather than random fluctuation of the applied laser fields.
- Abstract(参考訳): 780nmと776nmのレーザー光で5D5/2レベルに励起されたRb蒸気2光子中の6P3/2-5S1/2遷移で発生する420nmの周波数アップコンバート放出のスパイキングダイナミクスについて報告する。
スパイク持続時間は、連続およびパルスポンプ放射との相互作用に関与する励起レベルの自然寿命よりも小さい。
420nmのスパイクは、5D5/2-6P3/2遷移によって生じる5.23 {\mu}mの方向放射の時間的性質に起因する。
スパイキング体制と協調効果の関係について論じる。
観測された確率的挙動は, 印加したレーザー場のランダムなゆらぎではなく, 協調効果の量子力学的性質によるものであることが示唆された。
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