論文の概要: Electron Spin Resonance with up to 20 Spin Sensitivity Measured using a
Superconducting Flux Qubit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.09131v1
- Date: Fri, 20 Mar 2020 07:44:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-28 15:47:30.335415
- Title: Electron Spin Resonance with up to 20 Spin Sensitivity Measured using a
Superconducting Flux Qubit
- Title(参考訳): 超伝導磁束量子ビットを用いた最大20スピン感度の電子スピン共鳴
- Authors: Rangga P. Budoyo, Kosuke Kakuyanagi, Hiraku Toida, Yuichiro Matsuzaki,
Shiro Saito
- Abstract要約: 6flの磁束量子ビットを用いた電子スピン共鳴分光計測について報告する。
感度は、dc-SQUIDスイッチング読み出しを用いたフラックス量子スキームと比較して、桁違いに向上する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report on electron spin resonance spectroscopy measurements using a
superconducting flux qubit with a sensing volume of 6 fl. The qubit is read out
using a frequency-tunable Josephson bifurcation amplifier, which leads to an
inferred measurement sensitivity of about 20 spins in a 1 s measurement. This
sensitivity represents an order of magnitude improvement when compared with
flux-qubit schemes using a dc-SQUID switching readout. Furthermore, noise
spectroscopy reveals that the sensitivity is limited by flicker ($1/f$) flux
noise.
- Abstract(参考訳): 超伝導フラックス量子ビットを用いた6flの電子スピン共鳴分光測定について報告する。
量子ビットは周波数可変のジョセフソン分岐増幅器を用いて読み出され、1s測定で推定される約20スピンの感度となる。
この感度はdc-squidswitching readout を用いたflux-qubit スキームと比較すると桁違いに改善される。
さらに、ノイズスペクトロスコピーにより、フラックスノイズ(1/f$)によって感度が制限されることが明らかとなった。
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