論文の概要: A Computer-Aided Diagnosis System Using Artificial Intelligence for Hip
Fractures -Multi-Institutional Joint Development Research-
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.12443v5
- Date: Wed, 20 May 2020 04:29:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-12-24 15:52:33.316434
- Title: A Computer-Aided Diagnosis System Using Artificial Intelligence for Hip
Fractures -Multi-Institutional Joint Development Research-
- Title(参考訳): 人工股関節骨折に対する人工知能を用いたコンピュータ支援診断システム -多施設共同研究-
- Authors: Yoichi Sato, Yasuhiko Takegami, Takamune Asamoto, Yutaro Ono, Tsugeno
Hidetoshi, Ryosuke Goto, Akira Kitamura, Seiwa Honda
- Abstract要約: 我々は,複数のセンターで収集した大規模なデータセットに基づいて学習した深層学習モデルを用いて,平面前頭部X線に対するコンピュータ支援診断システムを開発した。
学習モデルの診断精度は96.1%、感度95.2%、特異度96.9%、F値0.961、AUC 0.99である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 12.529791744398596
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: [Objective] To develop a Computer-aided diagnosis (CAD) system for plane
frontal hip X-rays with a deep learning model trained on a large dataset
collected at multiple centers. [Materials and Methods]. We included 5295 cases
with neck fracture or trochanteric fracture who were diagnosed and treated by
orthopedic surgeons using plane X-rays or computed tomography (CT) or magnetic
resonance imaging (MRI) who visited each institution between April 2009 and
March 2019 were enrolled. Cases in which both hips were not included in the
photographing range, femoral shaft fractures, and periprosthetic fractures were
excluded, and 5242 plane frontal pelvic X-rays obtained from 4,851 cases were
used for machine learning. These images were divided into 5242 images including
the fracture side and 5242 images without the fracture side, and a total of
10484 images were used for machine learning. A deep convolutional neural
network approach was used for machine learning. Pytorch 1.3 and Fast.ai 1.0
were used as frameworks, and EfficientNet-B4, which is pre-trained ImageNet
model, was used. In the final evaluation, accuracy, sensitivity, specificity,
F-value and area under the curve (AUC) were evaluated. Gradient-weighted class
activation mapping (Grad-CAM) was used to conceptualize the diagnostic basis of
the CAD system. [Results] The diagnostic accuracy of the learning model was
accuracy of 96. 1 %, sensitivity of 95.2 %, specificity of 96.9 %, F-value of
0.961, and AUC of 0.99. The cases who were correct for the diagnosis showed
generally correct diagnostic basis using Grad-CAM. [Conclusions] The CAD system
using deep learning model which we developed was able to diagnose hip fracture
in the plane X-ray with the high accuracy, and it was possible to present the
decision reason.
- Abstract(参考訳): 目的〕複数のセンターで収集した大規模データセットを用いた深層学習モデルを用いて,平面前頭部X線画像のコンピュータ支援診断(CAD)システムの開発。
【材料・方法】
2009年4月から2019年3月までに各施設に来院した頚部骨折または大腿骨転子部骨折5295例に対し,平面X線,CT,MRIを用いて外科的治療を行った。
両股関節を撮影範囲に含まない症例, 大腿骨骨幹部骨折, 人工骨頭周囲骨折を除外し, 4,851例から得られた5242面前頭骨x線を機械学習に用いた。
これらの画像は、骨折側を含む5242画像と骨折側を含まない5242画像に分割され、合計10484画像が機械学習に使用された。
深層畳み込みニューラルネットワークアプローチは機械学習に使用された。
pytorch 1.3 と fast.ai 1.0 はフレームワークとして使われ、imagenet モデルである efficientnet-b4 が使用されていた。
最終評価では, 精度, 感度, 特異性, f値, および曲線下面積 (auc) を評価した。
CADシステムの診断基盤を概念化するために, 勾配重み付きクラスアクティベーションマッピング (Grad-CAM) を用いた。
結果]学習モデルの診断精度は96。
1 %,感度95.2 %,特異度96.9 %,f値0.961,auc 0.99。
診断に正確であった症例はgrad-camによる診断基準が概ね正解であった。
以上より, 深部学習モデルを用いたcadシステムは, 精度の高いx線面の股関節骨折の診断が可能であり, 決定理由の提示が可能であった。
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