論文の概要: Long-term spin state storage using ancilla charge memories
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.13148v1
- Date: Sun, 29 Mar 2020 21:57:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-27 14:21:02.491678
- Title: Long-term spin state storage using ancilla charge memories
- Title(参考訳): アシラ電荷記憶を用いた長期スピン状態記憶
- Authors: Harishankar Jayakumar, Artur Lozovoi, Damon Daw, and Carlos A. Meriles
- Abstract要約: バルクダイアモンド中の窒素空孔(NV)中心の小さなアンサンブルにスピン・ツー・チャージ変換を実装した。
我々は,この観測に基づいて,時間分解型NVスピン操作とアンシラ帯電型NVスピン状態検出を統合計測により示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We articulate confocal microscopy and electron spin resonance to implement
spin-to-charge conversion in a small ensemble of nitrogen-vacancy (NV) centers
in bulk diamond, and demonstrate charge conversion of neighboring defects
conditional on the NV spin state. We build on this observation to show
time-resolved NV spin manipulation and ancilla-charge-aided NV spin state
detection via integrated measurements. Our results hint at intriguing
opportunities in the search for enhanced forms of color-center-based metrology
and information processing down to the limit of individual point defects.
- Abstract(参考訳): 我々は, 共焦点顕微鏡および電子スピン共鳴を用いて, バルクダイヤモンド中の窒素空孔(NV)中心の小さなアンサンブルにスピン-電荷変換を実装し, NVスピン状態に条件付けられた近傍欠陥の電荷変換を示す。
我々は,この観測に基づいて,時間分解型NVスピン操作とアンシラ帯電型NVスピン状態検出を統合計測により示す。
以上の結果から,色中心型メロジと情報処理の強化が個々の点欠陥の限界にまで達する可能性が示唆された。
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