論文の概要: Noisy pre-processing facilitating a photonic realisation of
device-independent quantum key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.13015v1
- Date: Tue, 26 May 2020 20:22:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-18 07:24:17.150364
- Title: Noisy pre-processing facilitating a photonic realisation of
device-independent quantum key distribution
- Title(参考訳): デバイス非依存量子鍵分布のフォトニック実現を容易にする雑音前処理
- Authors: M. Ho, P. Sekatski, E.Y.-Z. Tan, R. Renner, J.-D. Bancal and N.
Sangouard
- Abstract要約: デバイス非依存の量子キー分布は、量子チャネル上で通信する機器がほとんど文字化されていない場合でもセキュリティを提供する。
フォトニック実装における中心的な障害は、大域的検出効率が一定の閾値を超える必要があることである。
本稿では,デバイスに依存しないセキュリティを維持しつつ,このしきい値を大幅に緩和する手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Device-independent quantum key distribution provides security even when the
equipment used to communicate over the quantum channel is largely
uncharacterized. An experimental demonstration of device-independent quantum
key distribution is however challenging. A central obstacle in photonic
implementations is that the global detection efficiency, i.e., the probability
that the signals sent over the quantum channel are successfully received, must
be above a certain threshold. We here propose a method to significantly relax
this threshold, while maintaining provable device-independent security. This is
achieved with a protocol that adds artificial noise, which cannot be known or
controlled by an adversary, to the initial measurement data (the raw key).
Focusing on a realistic photonic setup using a source based on spontaneous
parametric down conversion, we give explicit bounds on the minimal required
global detection efficiency.
- Abstract(参考訳): デバイス非依存の量子鍵分布は、量子チャネル上で通信する機器がほとんどキャラクタリゼーションされていない場合でもセキュリティを提供する。
しかし、デバイス非依存の量子鍵分布の実験的実証は困難である。
フォトニック実装における中心的な障害は、グローバル検出効率、すなわち量子チャネル経由で送信される信号が受信される確率が一定の閾値を超えなければならないことである。
本稿では,デバイス非依存のセキュリティを維持しつつ,このしきい値を大幅に緩和する手法を提案する。
これは、初期測定データ(生鍵)に敵が知ることも制御することもできない人工ノイズを付加するプロトコルによって達成される。
自発的パラメトリックダウン変換に基づくソースを用いた現実的なフォトニックセットアップに着目し,最小のグローバル検出効率に明示的な境界を与える。
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