論文の概要: Client-Server Identification Protocols with Quantum PUF
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.04522v2
- Date: Fri, 1 Oct 2021 12:11:32 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-16 07:07:53.303214
- Title: Client-Server Identification Protocols with Quantum PUF
- Title(参考訳): 量子PUFを用いたクライアントサーバ識別プロトコル
- Authors: Mina Doosti, Niraj Kumar, Mahshid Delavar, and Elham Kashefi
- Abstract要約: 本稿では,新たなハードウェアセキュリティソリューションである量子物理不包含関数(qPUF)に基づく2つの識別プロトコルを提案する。
第1のプロトコルでは、低リソースのパーティがそのアイデンティティを高リソースのパーティに証明することができ、第2のプロトコルでは、その逆である。
特定の攻撃群に対するセキュリティに依存した、量子読み取りPUFに基づく既存の識別プロトコルとは異なり、我々のプロトコルは、リソース効率の高い相手を持つ量子多項式時間に対して、証明可能な指数的セキュリティを提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.4174475093445233
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recently, major progress has been made towards the realisation of quantum
internet to enable a broad range of classically intractable applications. These
applications such as delegated quantum computation require running a secure
identification protocol between a low-resource and a high-resource party to
provide secure communication. In this work, we propose two identification
protocols based on the emerging hardware secure solutions, the quantum Physical
Unclonable Functions (qPUFs). The first protocol allows a low-resource party to
prove its identity to a high-resource party and in the second protocol, it is
vice-versa. Unlike existing identification protocols based on Quantum Read-out
PUFs which rely on the security against a specific family of attacks, our
protocols provide provable exponential security against any Quantum
Polynomial-Time adversary with resource-efficient parties. We provide a
comprehensive comparison between the two proposed protocols in terms of
resources such as quantum memory and computing ability required in both parties
as well as the communication overhead between them.
- Abstract(参考訳): 近年,量子インターネットの実現に向けて,古典的・難解な幅広い応用を実現するための大きな進展がみられている。
デリゲート量子計算のようなアプリケーションは、セキュアな通信を提供するために低リソースと高リソースの間でセキュアな識別プロトコルを実行する必要がある。
そこで本研究では,新たなハードウェアセキュリティソリューションである量子物理無閉関数(qPUF)に基づく2つの識別プロトコルを提案する。
第1のプロトコルは、低リソースのパーティがそのidを高リソースのパーティに証明することを可能にし、第2のプロトコルでは、それは逆である。
特定の攻撃群に対するセキュリティに依存した、量子読み取りPUFに基づく既存の識別プロトコルとは異なり、我々のプロトコルは、リソース効率の高い相手を持つ量子多項式時間に対する証明可能な指数的セキュリティを提供する。
提案する2つのプロトコルを,量子メモリや両当事者に必要な計算能力,通信オーバーヘッドといったリソースの観点から包括的に比較する。
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