論文の概要: Characterization of space-momentum entangled photon with a time
resolving CMOS SPAD array
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.10791v1
- Date: Thu, 18 Jun 2020 18:14:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-13 13:25:20.138028
- Title: Characterization of space-momentum entangled photon with a time
resolving CMOS SPAD array
- Title(参考訳): CMOS SPADアレイの時間分解による空間移動型絡み合った光子のキャラクタリゼーション
- Authors: Bruno Eckmann, B\"anz Bessire, Manuel Untern\"ahrer, Leonardo
Gasparini, Matteo Perenzoni, Andr\'e Stefanov
- Abstract要約: ここでは、量子イメージングに特化して設計されたセンサを用いた絡み合った光の特性について述べる。
センサーは、50 nsのフレーム内で、画素レベルの各検出イベントをナノ秒以下の精度でタイムタグ付けする。
本研究では,自発的なパラメトリックダウンコンバージョンによって放出される空間移動光子対を特徴付けるセンサの能力を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Single photon avalanche diode arrays can provide both the spatial and
temporal information of each detected photon. We present here the
characterization of entangled light with a sensor specifically designed for
quantum imaging applications. The sensors is time-tagging each detection events
at the pixel level with sub-nanosecond accuracy, within frames of 50 ns. The
spatial correlations between any number of detections in a defined temporal
window can thus be directly extracted from the data. We show the ability of the
sensor to characterize space-momentum entangled photon pairs emitted by
spontaneous parametric downconversion. Their entanglement is demonstrated by
violating an EPR-type inequality.
- Abstract(参考訳): 単一光子アバランシェダイオードアレイは、検出された各光子の空間情報と時間情報の両方を提供することができる。
本稿では,量子イメージング用センサを用いた絡み合った光の特性について述べる。
センサーは、50 nsのフレーム内で、画素レベルの各検出イベントをナノ秒以下の精度でタイムタグ付けする。
これにより、定義された時間窓における検出数間の空間的相関をデータから直接抽出することができる。
本研究では,自発的パラメトリック・ダウンコンバージョンにより放出される光子対を,センサが特徴付ける能力を示す。
それらの絡み合いは、EPR型不等式に違反して示される。
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