論文の概要: An investigation into the energy transfer efficiency of a two-pigment
photosynthetic system using a macroscopic quantum model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.12493v1
- Date: Sat, 20 Jun 2020 12:59:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-13 07:21:38.453986
- Title: An investigation into the energy transfer efficiency of a two-pigment
photosynthetic system using a macroscopic quantum model
- Title（参考訳）: マクロ量子モデルを用いた二次元光合成系のエネルギー移動効率に関する研究
- Authors: Fatemeh Ghasemi and Afshin Shafiee
- Abstract要約: 本研究では,2つの色素系のマクロ量子挙動が輸送現象に及ぼす影響について検討する。
以上の結果から, 量子効率は, マクロ度パラメータhに対してのみ頑健であることが示唆された。
顔料-顔料相互作用エネルギーに対するマクロ度の比は、所定の時間におけるエネルギー伝達効率を制御するパラメータとして考えられる。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Despite several different measures of efficiency that are applicable to the
photosynthetic systems, a precise degree of efficiency of these systems is not
completely determined. Introducing an efficient model for the dynamics of
light-harvesting complexes in biological environments is a major purpose in
investigating such systems. Here, we investigate the effect of macroscopic
quantum behavior of a system of two pigments on the transport phenomena in this
system model which interacts with an oscillating environment. We use the
second-order perturbation theory to calculate the time-dependent population of
excitonic states of a two-dimensional Hamiltonian using a non-master equation
approach. Our results demonstrate that the quantum efficiency is robust with
respect to the macroscopicity parameter h solely, but the ratio of
macroscopicity over the pigment-pigment interaction energy can be considered as
a parameter that may control the energy transfer efficiency at a given time.
So, the dynamical behavior and the quantum efficiency of the supposed
photosynthetic system may be influenced by a change in the macroscopic behavior
of the system.
- Abstract（参考訳）: 光合成システムに適用できるいくつかの異なる効率の尺度にもかかわらず、これらのシステムの正確な効率の度合いは、完全には決定されない。
生物環境における光ハーベスティング錯体のダイナミクスの効率的なモデルの導入は、そのようなシステムを研究する上で大きな目的である。
本稿では,2つの色素系のマクロ量子挙動が振動環境と相互作用する系モデルにおける輸送現象に及ぼす影響について検討する。
二階摂動理論を用いて2次元ハミルトニアンの励起状態の時間依存分布を非マスター方程式を用いて計算する。
以上の結果から, 量子効率は, マクロ度パラメータhのみに対して頑健であることが示されたが, 顔料-顔料相互作用エネルギーに対するマクロ度比は, 所定時間におけるエネルギー伝達効率を制御できるパラメータとして考えられる。
したがって、想定された光合成系の動的挙動と量子効率は、系のマクロな挙動の変化に影響される可能性がある。
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