論文の概要: Dynamically Mitigating Data Discrepancy with Balanced Focal Loss for
Replay Attack Detection
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.14563v1
- Date: Thu, 25 Jun 2020 17:06:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-17 02:45:42.055706
- Title: Dynamically Mitigating Data Discrepancy with Balanced Focal Loss for
Replay Attack Detection
- Title(参考訳): リプレイアタック検出のためのバランスのとれた焦点損失によるデータ不一致の動的緩和
- Authors: Yongqiang Dou, Haocheng Yang, Maolin Yang, Yanyan Xu and Dengfeng Ke
- Abstract要約: 我々は、アンチ・スプーフィングにおいては、モデリングプロセスにおいて容易に分類されたサンプルよりも識別不能なサンプルに注意が必要であると論じている。
本研究は, サンプル自体の特性に基づいて, 損失を動的にスケールする訓練目的として, バランスの取れた焦点損失関数を活用することを提案する。
相補的な特徴により、3種類の機能しか持たない融合系は他のシステムよりも22.5%、min-tDCFが7%、EERが7%向上する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.851348154870852
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: It becomes urgent to design effective anti-spoofing algorithms for vulnerable
automatic speaker verification systems due to the advancement of high-quality
playback devices. Current studies mainly treat anti-spoofing as a binary
classification problem between bonafide and spoofed utterances, while lack of
indistinguishable samples makes it difficult to train a robust spoofing
detector. In this paper, we argue that for anti-spoofing, it needs more
attention for indistinguishable samples over easily-classified ones in the
modeling process, to make correct discrimination a top priority. Therefore, to
mitigate the data discrepancy between training and inference, we propose to
leverage a balanced focal loss function as the training objective to
dynamically scale the loss based on the traits of the sample itself. Besides,
in the experiments, we select three kinds of features that contain both
magnitude-based and phase-based information to form complementary and
informative features. Experimental results on the ASVspoof2019 dataset
demonstrate the superiority of the proposed methods by comparison between our
systems and top-performing ones. Systems trained with the balanced focal loss
perform significantly better than conventional cross-entropy loss. With
complementary features, our fusion system with only three kinds of features
outperforms other systems containing five or more complex single models by
22.5% for min-tDCF and 7% for EER, achieving a min-tDCF and an EER of 0.0124
and 0.55% respectively. Furthermore, we present and discuss the evaluation
results on real replay data apart from the simulated ASVspoof2019 data,
indicating that research for anti-spoofing still has a long way to go.
- Abstract(参考訳): 高品質再生装置の進歩により,脆弱な話者照合システムに対する効果的なアンチスプーフィングアルゴリズムの設計が急務となる。
最近の研究では、主に抗スプーフィングをボナフィドとスプーフィングの2次分類問題として扱うが、見分けがつかないサンプルがないため、頑健なスプーフィング検出器の訓練は困難である。
本稿では, アンチ・スプーフィングにおいては, 識別の精度を最優先する上で, 分類し易いサンプルよりも識別し難いサンプルに注意が必要であることを論じる。
そこで本研究では, トレーニングと推論のデータの相違を緩和するために, バランスの取れた焦点損失関数をトレーニング目的として活用し, サンプル自体の特性に基づいて損失を動的にスケールすることを提案する。
さらに,実験では,等級情報と位相情報の両方を含む3種類の特徴を選択し,相補的かつ情報的特徴を形成する。
asvspoof2019データセットにおける実験結果は,提案手法とトップパフォーマンス法との比較により,提案手法が優れていることを示した。
バランスの取れた焦点損失で訓練されたシステムは、従来のクロスエントロピー損失よりも大幅に向上する。
相補的な特徴を伴って,3種類の機能しか持たない核融合システムは, min-tDCFが22.5%, EERが7%, min-tDCFが0.0124, EERが0.55%のシステムよりも優れている。
さらに,シミュレーションされたASVspoof2019データとは別に,実再生データに対する評価結果を提示し,検討した。
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