論文の概要: Polarization-gradient cooling of 1D and 2D ion Coulomb crystals
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.15104v2
- Date: Wed, 26 Aug 2020 13:22:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-12 11:30:36.972275
- Title: Polarization-gradient cooling of 1D and 2D ion Coulomb crystals
- Title(参考訳): 1Dおよび2Dイオンクーロン結晶の偏光勾配冷却
- Authors: M. K. Joshi, A. Fabre, C. Maier, T. Brydges, D. Kiesenhofer, H.
Hainzer, R. Blatt, C. F. Roos
- Abstract要約: 線形ポールトラップにおけるCa$+$多イオンクーロン結晶の偏光勾配冷却実験を行った。
最大51イオンと2D結晶の線形鎖の冷却を22イオンのジグザグ構成で実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present experiments on polarization gradient cooling of Ca$^+$ multi-ion
Coulomb crystals in a linear Paul trap. Polarization gradient cooling of the
collective modes of motion whose eigenvectors have overlap with the symmetry
axis of the trap is achieved by two counter-propagating laser beams with
mutually orthogonal linear polarizations that are blue-detuned from the
S$_{1/2}$ to P$_{1/2}$ transition. We demonstrate cooling of linear chains of
up to 51 ions and 2D-crystals in zig-zag configuration with 22 ions. The
cooling results are compared with numerical simulations and the predictions of
a simple model of cooling in a moving polarization gradient.
- Abstract(参考訳): 線形ポールトラップにおけるca$^+$ multi-ion coulomb結晶の偏光勾配冷却実験を行った。
固有ベクトルがトラップの対称性軸と重なり合う運動の集団モードの偏光勾配冷却は、S$_{1/2}$からP$_{1/2}$遷移に青く調整された相互直交線形偏光を持つ2つの逆伝搬レーザビームによって達成される。
最大51イオンと2D結晶の線形鎖の冷却を22イオンのジグザグ構成で実証した。
冷却結果を数値シミュレーションと、移動偏光勾配における単純な冷却モデルの予測と比較した。
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