論文の概要: Multi-spin counter-diabatic driving in many-body quantum Otto
refrigerators
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.09327v2
- Date: Mon, 21 Dec 2020 16:06:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-05 08:08:34.242492
- Title: Multi-spin counter-diabatic driving in many-body quantum Otto
refrigerators
- Title(参考訳): 多体量子オットー冷凍機におけるマルチスピン反断熱駆動
- Authors: Andreas Hartmann, Victor Mukherjee, Glen Bigan Mbeng, Wolfgang
Niedenzu, Wolfgang Lechner
- Abstract要約: 本稿では, 有限時間多体量子冷凍機について述べる。
マルチスピンCD駆動を採用し,システムサイズによる冷凍性能のスケーリング挙動を数値解析した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.16799377888527683
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum refrigerators pump heat from a cold to a hot reservoir. In the
few-particle regime, counter-diabatic (CD) driving of, originally adiabatic,
work-exchange strokes is a promising candidate to overcome the bottleneck of
vanishing cooling power. Here, we present a finite-time many-body quantum
refrigerator that yields finite cooling power at high coefficient of
performance, that considerably outperforms its non-adiabatic counterpart. We
employ multi-spin CD driving and numerically investigate the scaling behavior
of the refrigeration performance with system size. We further prove that
optimal refrigeration via the exact CD protocol is a catalytic process.
- Abstract(参考訳): 量子冷蔵庫は、寒さから温かい貯水池に熱を送り込む。
少数の粒子系では、もともと断熱的であったワーク交換ストロークの反断熱(CD)駆動は、冷却電力が消滅するボトルネックを克服する上で有望な候補である。
そこで,本研究では,高性能で有限冷却電力を発生させる有限時間多体量子冷凍機を提案する。
マルチスピンCD駆動を採用し,システムサイズによる冷凍性能のスケーリング挙動を数値解析した。
さらに, 精密なcdプロトコルによる最適冷凍が触媒過程であることを証明した。
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