論文の概要: Effects of cavity birefringence in polarisation-encoded quantum networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.11712v2
- Date: Mon, 22 Aug 2022 18:56:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-04 21:40:04.669401
- Title: Effects of cavity birefringence in polarisation-encoded quantum networks
- Title(参考訳): 偏光エンコード量子ネットワークにおけるキャビティ複屈折の効果
- Authors: Ezra Kassa and William J Hughes and Shaobo Gao and Joseph F Goodwin
- Abstract要約: 単一光子による遠方の原子間の絡み合いの生成は、ネットワーク量子コンピューティングの基礎となる。
光キャビティ内のミラー誘起複屈折は、生成した光子の偏光に時間依存性をもたらす。
このような偏光発振効果は、2光子、偏光符号化された測定に基づくリモート絡み合い方式の文脈において、忠実度を著しく低下させる可能性があることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The generation of entanglement between distant atoms via single photons is
the basis for networked quantum computing, a promising route to large-scale
trapped-ion and trapped-atom processors. Locating the emitter within an optical
cavity provides an efficient matter-light interface, but mirror-induced
birefringence within the cavity introduces time-dependence to the polarisation
of the photons produced. We show that such `polarisation oscillation' effects
can lead to severe loss of fidelity in the context of two-photon, polarisation
encoded measurement-based remote entanglement schemes. It is always preferable
to suppress these errors at source by minimising mirror ellipticity, but we
propose two remedies for systems where this cannot be achieved. We conclude
that even modest cavity birefringence can be detrimental to remote entanglement
performance, to an extent that may limit the suitability of
polarisation-encoded schemes for large-scale quantum networks.
- Abstract(参考訳): 単一光子による遠方の原子間の絡み合いの発生は、ネットワーク量子コンピューティングの基礎であり、大規模な閉じ込められたイオンおよび閉じ込められた原子プロセッサへの有望な経路である。
光キャビティ内のエミッタの配置は、効率的な物質-光界面を提供するが、キャビティ内のミラー誘起複屈折は、生成した光子の偏光に時間依存性をもたらす。
このような「偏光振動」効果は、2光子、エンコードされた測定に基づく遠隔絡み合いスキームの文脈において、忠実度を著しく低下させる可能性がある。
ミラー楕円性を最小化することにより,これらの誤差を常に抑制することが望ましいが,これを達成できないシステムに対する2つの対策を提案する。
提案手法は, 大規模量子ネットワークにおいて, 偏光符号化方式の適合性を抑えることができるほど, 遠隔の絡み合い性能を損なう可能性があると結論付けた。
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