論文の概要: Room Temperature Atomic Frequency Comb Memory for Light
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.03765v1
- Date: Sat, 7 Nov 2020 12:46:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-25 01:22:39.911068
- Title: Room Temperature Atomic Frequency Comb Memory for Light
- Title(参考訳): 光用室温原子周波数コムメモリ
- Authors: D. Main, T. M. Hird, S. Gao, I. A. Walmsley, P. M. Ledingham
- Abstract要約: 原子周波数コム量子メモリプロトコルを用いたパルス光のコヒーレントストレージと検索。
室温アルカリ蒸気中における原子周波数コム量子メモリプロトコルを用いたパルス光のコヒーレント保存と検索を実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We demonstrate coherent storage and retrieval of pulsed light using the
atomic frequency comb quantum memory protocol in a room temperature alkali
vapour. We utilise velocity-selective optical pumping to prepare multiple
velocity classes in the $F=4$ hyperfine ground state of caesium. The frequency
spacing of the classes is chosen to coincide with the $F'=4 - F'=5$ hyperfine
splitting of the $6^2$P$_{3/2}$ excited state resulting in a broadband periodic
absorbing structure consisting of two usually Doppler-broadened optical
transitions. Weak coherent states of duration $2\,\mathrm{ns}$ are mapped into
this atomic frequency comb with pre-programmed recall times of $8\,\mathrm{ns}$
and $12\,\mathrm{ns}$, with multi-temporal mode storage and recall
demonstrated. Utilising two transitions in the comb leads to an additional
interference effect upon rephasing that enhances the recall efficiency.
- Abstract(参考訳): 室温アルカリ蒸気中における原子周波数コム量子メモリプロトコルを用いたパルス光のコヒーレント保存と検索を実証する。
セシウムの超微細基底状態において,速度選択型光ポンピングを用いて複数の速度クラスを調製する。
クラスの周波数間隔は、6^2$p$_{3/2}$の励起状態の$f'=4 - f'=5$の超微粒子分裂と一致し、通常ドップラーで膨らんだ2つの光遷移からなる広帯域の周期吸収構造となる。
2\,\mathrm{ns}$の弱いコヒーレント状態はこの原子周波数コムにマッピングされ、事前プログラムされたリコール時間は8\,\mathrm{ns}$と12\,\mathrm{ns}$であり、マルチタイムモードストレージとリコールが実証されている。
コンブに2つの遷移を利用すると、リコール効率を高めるために追加の干渉効果が生じる。
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