論文の概要: Quantum control of entangled photon-pair generation in electron-atom
collisions driven by laser-synthesized free-electron wave packets
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.09649v3
- Date: Thu, 4 Feb 2021 16:26:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-23 17:24:29.557665
- Title: Quantum control of entangled photon-pair generation in electron-atom
collisions driven by laser-synthesized free-electron wave packets
- Title(参考訳): レーザー合成自由電子波パケットによる電子原子衝突における光子対生成の量子制御
- Authors: R. Esteban Goetz and Klaus Bartschat
- Abstract要約: レーザー合成自由電子物質波を用いたコヒーレント制御の拡張を提案する。
ターゲット原子の崩壊に伴う放射光カスケード放出における光子対生成のコヒーレント制御について報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose an extension of coherent control using laser-synthesized
free-electron matter waves. In contrast to coherent control schemes exploiting
optical coherences to steer the dynamics of matter waves, we analyze the
opposite and investigate the control of quantum light emission driven by
laser-sculpted coherent free-electron matter waves. We apply this concept to
the control of entangled photon-pair emission in electron-atom collisions, in
which the incident electron wave packet, colliding with a target atom $B$, is
engineered by interferometric resonantly-enhanced multiphoton ionization of a
parent atom $A$. Each ionization pathway leads to electron wave packets that
coherently interfere during temporal evolution in the continuum. Their mutual
coherence can be controlled by adjusting the relative phases or time delays of
the frequency components of the ionizing field contributing to the interfering
pathways. We report coherent control of entangled photon-pair generation in
radiative photo-cascade emission upon decay of the target atom after inelastic
excitation triggered by the collision with the synthesized electron wave
packet.
- Abstract(参考訳): レーザー合成自由電子物質波を用いたコヒーレント制御の拡張を提案する。
光コヒーレンスを利用して物質波のダイナミクスを制御しているコヒーレント制御方式とは対照的に、レーザーによるコヒーレント自由電子物質波による量子発光の制御を逆解析し、検討する。
この概念を電子-原子衝突における絡み合った光子対放出の制御に適用し、入射電子波パケットはターゲット原子$b$と衝突し、親原子$a$の干渉共振共振多光子イオン化によって設計する。
それぞれのイオン化経路は、連続体における時間的進化中にコヒーレントに干渉する電子波パケットにつながる。
これらの相互コヒーレンスは、干渉経路に寄与する電離場の周波数成分の相対位相や時間遅延を調整することで制御することができる。
合成電子波パケットとの衝突による非弾性励起後のターゲット原子の崩壊に伴う放射光カスケード放出における光子対生成のコヒーレント制御を報告する。
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