論文の概要: Amplification of polarization correlations in Compton scattering of hard
X-ray Bell states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.14655v1
- Date: Mon, 30 Nov 2020 09:47:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-22 14:50:43.228314
- Title: Amplification of polarization correlations in Compton scattering of hard
X-ray Bell states
- Title(参考訳): 硬X線ベル状態のコンプトン散乱における偏光相関の増幅
- Authors: Peter Caradonna
- Abstract要約: コンプトン散乱実験に用いるベル状態のテストケースを拡張できるようになった。
アジムタール比は511keVのベル光子に比べて600倍大きくなると予測されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The theoretical cross section for Compton scattering of maximally entangled
Bell photons has yet to be rigorously confirmed by experiments. Test cases of
Bell states for use in Compton scattering experiments can now be expanded given
reports of creating all 4 Bell states in the hard X-ray regime by the process
of spontaneous parametric down-conversion. We outline an experiment and apply a
matrix method to parameterize Compton scattering theory using the phase
matching angles. When the azimuths of two hypothetical photon counters are
recorded at angles of 0 degrees and 90 degrees, and the ratio of their counting
rates determined, azimuthal ratios are expected to be 600 times larger compared
to 511 keV Bell photons.
- Abstract(参考訳): 最大絡み合うベル光子のコンプトン散乱の理論断面は、まだ実験によって厳密には確認されていない。
コンプトン散乱実験で使用するベル状態のテストケースは、自発的パラメトリック・ダウン変換のプロセスによって硬x線領域で4つのベル状態が生成されたという報告から拡大することができる。
実験を概説し,位相整合角を用いたコンプトン散乱理論のパラメータ化に行列法を適用した。
2つの仮説的な光子カウンタの方位を0度90度の角度で記録し、その計数率の比が決定されると、方位比は511kevのベル光子よりも600倍大きいと期待される。
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