論文の概要: Integrated and portable magnetometer based on nitrogen-vacancy ensembles
in diamond
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.01053v1
- Date: Wed, 2 Dec 2020 09:49:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-22 08:07:14.813986
- Title: Integrated and portable magnetometer based on nitrogen-vacancy ensembles
in diamond
- Title(参考訳): ダイヤモンド中の窒素空隙アンサンブルに基づく集積・携帯用磁力計
- Authors: Felix M. St\"urner, Andreas Brenneis, Thomas Buck, Julian Kassel,
Robert R\"olver, Tino Fuchs, Anton Savitsky, Dieter Suter, Jens Grimmel,
Stefan Hengesbach, Michael F\"ortsch, Kazuo Nakamura, Hitoshi Sumiya, Shinobu
Onoda, Junichi Isoya, Fedor Jelezko
- Abstract要約: ダイヤモンド中の負の荷電窒素空洞は、室温で磁場を測定するための有望な高感度プラットフォームとして出現している。
ここでは, 粗大な実験装置を使わずに, 全機能部品を完全統合した繊維系NV磁力計を実演する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Magnetic field sensors that exploit quantum effects have shown that they can
outperform classical sensors in terms of sensitivity enabling a range of novel
applications in future, such as a brain machine interface. Negatively charged
nitrogen-vacancy (NV) centers in diamond have emerged as a promising high
sensitivity platform for measuring magnetic fields at room temperature.
Transferring this technology from laboratory setups into products and
applications, the total size of the sensor, the overall power consumption, and
the costs need to be reduced and optimized. Here, we demonstrate a fiber-based
NV magnetometer featuring a complete integration of all functional components
without using any bulky laboratory equipment. This integrated prototype allows
portable measurement of magnetic fields with a sensitivity of 344 pT/ SqrtHz.
- Abstract(参考訳): 量子効果を利用する磁場センサは、脳機械インタフェースなど、将来新しい応用を可能にする感度の観点から、古典的なセンサーよりも優れていることを示した。
ダイヤモンド中の負電荷窒素空洞(NV)中心は室温で磁場を測定するための有望な高感度プラットフォームとして出現している。
この技術を実験室のセットアップから製品やアプリケーションに移すには、センサーの全体サイズ、全体の消費電力、コストの削減と最適化が必要となる。
ここでは, 粗大な実験装置を使わずに, 全機能部品を完全統合した繊維系NV磁力計を実演する。
この統合されたプロトタイプは、344 pT/SqrtHzの感度で磁場を可搬的に測定できる。
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