論文の概要: Phase sensitivity approaching quantum Cramer-Rao bound in a modified
SU(1,1) interferometer
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.04236v1
- Date: Tue, 8 Dec 2020 06:09:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-21 18:31:52.018110
- Title: Phase sensitivity approaching quantum Cramer-Rao bound in a modified
SU(1,1) interferometer
- Title(参考訳): 修正su(1,1)干渉計における量子クレーパ・ラオ結合の位相感度
- Authors: Jian-Dong Zhang, Chenglong You, Chuang Li, and Shuai Wang
- Abstract要約: 改良型SU(1,1)干渉計に基づく新しいプロトコルを提案し,第2の非線形要素をビームスプリッタに置き換える。
分析の結果,このプロトコルはサブショットノイズに制限された位相感度を達成でき,光子損失や背景雑音に対して頑健であることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.222964691649603
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: SU(1,1) interferometers, based on the usage of nonlinear elements, are
superior to passive interferometers in phase sensitivity. However, the SU(1,1)
interferometer cannot make full use of photons carrying phase information as
the second nonlinear element annihilates some of the photons inside. Here, we
focus on improving phase sensitivity and propose a new protocol based on a
modified SU(1,1) interferometer, where the second nonlinear element is replaced
by a beam splitter. We utilize two coherent states as inputs and implement
balanced homodyne measurement at the output. Our analysis suggests that the
protocol we propose can achieve sub-shot-noise-limited phase sensitivity and is
robust against photon loss and background noise. Our work is important for
practical quantum metrology using SU(1,1) interferometers.
- Abstract(参考訳): 非線形素子を用いたSU(1,1)干渉計は位相感度において受動干渉計よりも優れている。
しかし、su(1,1)干渉計は、第2の非線形要素が内部にあるいくつかの光子を消滅させるため、位相情報を運ぶ光子をフルに利用することはできない。
本稿では,位相感度の向上に着目し,第2非線形要素をビームスプリッタに置き換えた修正su(1,1)干渉計に基づく新しいプロトコルを提案する。
2つのコヒーレント状態を入力として使用し,出力における平衡ホモダイン測定を実装した。
本手法は,光子損失や背景雑音に対してロバストな位相感度を実現することを提案している。
我々の研究は、su(1,1)干渉計を用いた実用的な量子メトロロジーにおいて重要である。
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