論文の概要: Imaging trapped ion structures via fluorescence cross-correlation
detection
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.13206v1
- Date: Thu, 24 Dec 2020 11:54:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-19 11:52:31.835020
- Title: Imaging trapped ion structures via fluorescence cross-correlation
detection
- Title(参考訳): 蛍光クロス相関検出による捕捉イオン構造イメージング
- Authors: Stefan Richter, Sebastian Wolf, Joachim von Zanthier, Ferdinand
Schmidt-Kaler
- Abstract要約: 交差相関信号は、トラップされたイオン構造から自由空間に散乱した蛍光光子から記録される。
信号の分析により、空間周波数とイオンの空間アライメントを明確に明らかにすることができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 26.98676199482944
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Cross-correlation signals are recorded from fluorescence photons scattered in
free space off a trapped ion structure. The analysis of the signal allows for
unambiguously revealing the spatial frequency, thus the distance, as well as
the spatial alignment of the ions. For the case of two ions we obtain from the
cross-correlations a spatial frequency $f_\text{spatial}=1490 \pm 2_{stat.}\pm
8_{syst.}\,\text{rad}^{-1}$, where the statistical uncertainty improves with
the integrated number of correlation events as $N^{-0.51\pm0.06}$. We
independently determine the spatial frequency to be $1494\pm
11\,\text{rad}^{-1}$, proving excellent agreement. Expanding our method to the
case of three ions, we demonstrate its functionality for two-dimensional arrays
of emitters of indistinguishable photons, serving as a model system to yield
structural information where direct imaging techniques fail.
- Abstract(参考訳): トラップされたイオン構造から自由空間に散乱した蛍光光子から相互相関信号を記録する。
信号の解析により、イオンの空間的アライメントと同様に、空間周波数、距離を曖昧に明らかにすることができる。
2つのイオンの場合、空間周波数 $f_\text{spatial}=1490 \pm 2_{stat の相互相関から得られる。
8歳。
ここで、統計の不確かさは、相関イベントの集積数を$n^{-0.51\pm0.06}$とすることで改善される。
我々は、空間周波数を1494\pm 11\,\text{rad}^{-1}$と独立に決定し、良好な一致を示す。
本手法を3つのイオンに拡張し, 直接撮像技術が失敗するような構造情報を得るためのモデルシステムとして, 識別不能光子の2次元エミッタアレイの機能を実証した。
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