論文の概要: Elliptical rotation of cavity amplitude in ultrastrong waveguide QED
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.02845v2
- Date: Mon, 11 Jan 2021 02:32:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-17 08:34:58.493294
- Title: Elliptical rotation of cavity amplitude in ultrastrong waveguide QED
- Title(参考訳): 超強導波路QEDにおける空洞振幅の楕円回転
- Authors: Kazuki Koshino
- Abstract要約: 線形導波路量子電磁力学(QED)系の光応答,すなわち導波路に結合した光学キャビティについて検討する。
我々の分析は、ハミルトン全体の正確な対角化に基づいており、導波路QEDの超強結合状態においても厳密である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate optical response of a linear waveguide quantum electrodynamics
(QED) system, namely, an optical cavity coupled to a waveguide. Our analysis is
based on exact diagonalization of the overall Hamiltonian and is therefore
rigorous even in the ultrastrong coupling regime of waveguide QED. Owing to the
counter-rotating terms in the cavity-waveguide coupling, the motion of cavity
amplitude in the phase space is elliptical in general. Such elliptical motion
becomes remarkable in the ultrastrong coupling regime due to the large Lamb
shift comparable to the bare cavity frequency. We also reveal that such
elliptical motion does not propagate into the output field and present an
analytic form of the reflection coefficient that is asymmetric with respect to
the resonance frequency.
- Abstract(参考訳): 線形導波路量子電磁力学(QED)系の光応答,すなわち導波路に結合した光学キャビティについて検討する。
本解析は、全ハミルトニアンの正確な対角化に基づいており、導波路qedの超強結合状態においても厳密である。
キャビティ-導波路結合における逆回転項のため、位相空間におけるキャビティ振幅の運動は一般に楕円的である。
このような楕円運動は、ベアキャビティ周波数に匹敵する大きなラムシフトのため、超強結合状態において顕著になる。
また,このような楕円運動は出力場に伝播せず,共鳴周波数に対して非対称な反射係数の解析形式を示す。
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