論文の概要: Polarisation control of quasi-monochromatic XUV produced via resonant
high harmonic generation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.05071v2
- Date: Wed, 21 Apr 2021 13:08:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-12 03:19:24.767164
- Title: Polarisation control of quasi-monochromatic XUV produced via resonant
high harmonic generation
- Title(参考訳): 共振高調波発生による準単色XUVの偏極制御
- Authors: M.A. Khokhlova, M.Yu. Emelin, M.Yu. Ryabikin, and V.V. Strelkov
- Abstract要約: 楕円偏光レーザー場におけるスズイオンによる共鳴高調波発生について検討した。
基本場楕円性による共鳴高調波の減衰は、非共振機構により発生する高調波よりもはるかに遅いことを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a numerical study of the resonant high harmonic generation by tin
ions in an elliptically-polarised laser field along with a simple analytical
model revealing the mechanism and main features of this process. We show that
the yield of the resonant harmonics behaves anomalously with the fundamental
field ellipticity, namely the drop of the resonant harmonic intensity with the
fundamental ellipticity is much slower than for high harmonics generated
through the nonresonant mechanism. Moreover, we study the polarisation
properties of high harmonics generated in elliptically-polarised field and show
that the ellipticity of harmonics near the resonance is significantly higher
than for ones far off the resonance. This introduces a prospective way to
create a source of the quasi-monochromatic coherent XUV with controllable
ellipticity potentially up to circular.
- Abstract(参考訳): 本研究では, 偏極レーザー場におけるスズイオンの共振高調波発生に関する数値的研究と, この過程の機構と主な特徴を明らかにする簡易解析モデルを提案する。
共振高調波の収量は基本場楕円性と不均一に振る舞うこと、すなわち、基本楕円性による共振高調波強度の低下は、非共振機構によって生じる高調波よりもはるかに遅いことを示す。
さらに, 楕円偏波場に発生する高調波の偏波特性について検討し, 共鳴近傍の高調波の楕円性が共鳴から離れた方よりも著しく高いことを示した。
これにより、制御可能な楕円性を持つ準単色コヒーレントXUVのソースを円まで生成する方法が期待できる。
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