論文の概要: Enantiomer superpositions from matter-wave interference of chiral
molecules
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.06124v1
- Date: Thu, 11 Feb 2021 17:05:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-11 12:02:37.047316
- Title: Enantiomer superpositions from matter-wave interference of chiral
molecules
- Title(参考訳): キラル分子の物質波干渉によるエナンチオマーの重ね合わせ
- Authors: Benjamin A. Stickler, Mira Diekmann, Robert Berger, Daqing Wang
- Abstract要約: 遠場物質波回折による2つのエナンチオマーの量子重ね合わせにおいて、キラル分子がどのように合成されるかを示す。
本稿では,エナンチオマー依存力,パリティに反する弱い相互作用,環境に誘発される利き手の超選択を検知するためのセットアップを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Molecular matter-wave interferometry enables novel strategies for
manipulating the internal mechanical motion of complex molecules. Here, we show
how chiral molecules can be prepared in a quantum superposition of two
enantiomers by far-field matter-wave diffraction and how the resulting
tunnelling dynamics can be observed. We determine the impact of ro-vibrational
phase averaging and propose a setup for sensing enantiomer-dependent forces,
parity-violating weak interactions, and environment-induced superselection of
handedness, as suggested to resolve Hund's paradox. Using ab-initio tunnelling
calculations, we identify [4]-helicene derivatives as promising candidates to
implement the proposal with state-of-the-art techniques. This work opens the
door for quantum sensing and metrology with chiral molecules.
- Abstract(参考訳): 分子物質波干渉計は、複雑な分子の内部力学運動を操作するための新しい戦略を可能にする。
ここでは, 2つのエナンチオマーの量子重ね合わせにおいて, 遠方界物質波回折によってキラル分子がどのように生成するか, トンネル力学がどのように観測されるかを示す。
Hundのパラドックスを解くために,エナンチオマー依存力,パリティを侵害する弱い相互作用,環境が引き起こす利き手の超選択を検知するためのセットアップを提案する。
その結果, [4]-ヘリセン誘導体を最先端の手法で提案手法を実装できる候補として同定した。
この研究は、キラル分子による量子センシングとメトロロジーの扉を開く。
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