論文の概要: Witnessing the survival of time-energy entanglement through biological
tissue and scattering media
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.12907v1
- Date: Thu, 25 Feb 2021 15:00:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-09 22:51:00.444739
- Title: Witnessing the survival of time-energy entanglement through biological
tissue and scattering media
- Title(参考訳): 生体組織と散乱媒体による時間エネルギー絡み合いの生存を目撃する
- Authors: Daniel J. Lum, Michael D. Mazurek, Alexander Mikhaylov, Kristen M.
Parzuchowski, Ryan N. Wilson, Ralph Jimenez, Thomas Gerrits, Martin J.
Stevens, Marcus T. Cicerone, Charles H. Camp Jr
- Abstract要約: 生体媒体と組織による近赤外光子の時間的絡み合いの保存を実証した。
フランソン型干渉計を用いて, スキムミルク, 2%乳, ニワトリ組織において0.9以上のインターフェロメトリコントラストを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 47.187609203210705
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We demonstrate the preservation of time-energy entanglement of near-IR
photons through thick biological media ($\leq$1.55 mm) and tissue ($\leq$ 235
$\mu$m) at room temperature. Using a Franson-type interferometer, we
demonstrate interferometric contrast of over 0.9 in skim milk, 2% milk, and
chicken tissue. This work supports the many proposed opportunities for
nonclassical light in biological imaging and analyses from sub-shot noise
measurements to entanglement-enhanced fluorescence imaging, clearly indicating
that the entanglement characteristics of photons can be maintained even after
propagation through thick, turbid biological samples.
- Abstract(参考訳): 我々は、室温で厚い生体メディア(\leq $1.55 mm)と組織(\leq$ 235$\mu$m)を介して、近赤外光子の時間エネルギーの絡み合いの保存を実証する。
フランソン型干渉計を用いて, スキムミルク, 2%乳, ニワトリ組織において0.9以上のインターフェロメトリコントラストを示した。
本研究は, 生物イメージングにおける非古典光の機会として, サブショットノイズ計測から絡み合った蛍光イメージングまで, 厚く濁った生体試料を伝播しても光子の絡み合い特性を維持できることを示す。
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