論文の概要: User-centered Evaluation of Popularity Bias in Recommender Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.06364v1
- Date: Wed, 10 Mar 2021 22:12:51 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-03-13 01:17:43.245362
- Title: User-centered Evaluation of Popularity Bias in Recommender Systems
- Title(参考訳): リコメンダーシステムにおける人気バイアスのユーザ中心評価
- Authors: Himan Abdollahpouri, Masoud Mansoury, Robin Burke, Bamshad Mobasher,
Edward Malthouse
- Abstract要約: 推薦とランク付けシステムは人気バイアスに悩まされ、アルゴリズムは人気アイテムを数種類選んで、他の項目の大半を下書きする傾向にある。
本稿では,これらのアルゴリズムをユーザの視点から評価したい場合に,人気バイアス軽減度を評価するための既存の指標の限界を示す。
ユーザ中心の視点から,人気バイアスを緩和する効果的なアプローチを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.30484058393522
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recommendation and ranking systems are known to suffer from popularity bias;
the tendency of the algorithm to favor a few popular items while
under-representing the majority of other items. Prior research has examined
various approaches for mitigating popularity bias and enhancing the
recommendation of long-tail, less popular, items. The effectiveness of these
approaches is often assessed using different metrics to evaluate the extent to
which over-concentration on popular items is reduced. However, not much
attention has been given to the user-centered evaluation of this bias; how
different users with different levels of interest towards popular items are
affected by such algorithms. In this paper, we show the limitations of the
existing metrics to evaluate popularity bias mitigation when we want to assess
these algorithms from the users' perspective and we propose a new metric that
can address these limitations. In addition, we present an effective approach
that mitigates popularity bias from the user-centered point of view. Finally,
we investigate several state-of-the-art approaches proposed in recent years to
mitigate popularity bias and evaluate their performances using the existing
metrics and also from the users' perspective. Our experimental results using
two publicly-available datasets show that existing popularity bias mitigation
techniques ignore the users' tolerance towards popular items. Our proposed
user-centered method can tackle popularity bias effectively for different users
while also improving the existing metrics.
- Abstract(参考訳): レコメンデーションとランキングシステムは人気バイアスに悩まされていることが知られており、アルゴリズムは人気アイテムを数個選んで、他の項目の大半を下書きする傾向にある。
先行研究では、人気バイアスを緩和し、ロングテール、あまり人気のないアイテムの推奨を強化する様々なアプローチを調査した。
これらのアプローチの有効性は、しばしば異なる指標を用いて評価され、人気アイテムの過剰濃度が減少する程度を評価する。
しかし,このバイアスに対するユーザ中心の評価にはあまり注意が払われていない。
本稿では,これらのアルゴリズムをユーザの視点から評価したい場合,人気バイアスの緩和を評価するための既存の指標の限界を示すとともに,これらの制限に対処できる新しい指標を提案する。
さらに,ユーザ中心の観点から,人気バイアスを緩和する効果的なアプローチを提案する。
最後に,近年提案されている最新技術を用いて,人気バイアスを軽減し,既存の指標やユーザの視点から評価する手法について検討する。
2つの公開データセットを用いた実験結果から,既存の人気バイアス緩和手法は,人気項目に対するユーザの寛容さを無視することが示された。
提案手法は,既存指標を改良しつつ,利用者間の人気バイアスを効果的に解消する。
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