論文の概要: Entangled radicals may explain lithium effects on hyperactivity

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.11057v1
• Date: Fri, 19 Mar 2021 23:50:42 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-04-07 10:34:11.186694
• Title: Entangled radicals may explain lithium effects on hyperactivity
• Title（参考訳）: 絡み合ったラジカルは高活性に対するリチウムの影響を説明できる
• Authors: Hadi Zadeh-Haghighi and Christoph Simon
• Abstract要約: リチウムは、酸素を含む自然発生のラジカル対の組換えダイナミクスに影響を与えることでその効果を発揮する。 我々の研究結果は、ネイチャーが脳の認知過程に量子エンタングルメントを利用する可能性を示唆している。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: It is known that bipolar disorder and its lithium treatment involve the modulation of oxidative stress. Moreover, it has been observed that lithium's effects are isotope-dependent. Based on these findings, here we propose that lithium exerts its effects by influencing the recombination dynamics of a naturally occurring radical pair involving oxygen. We develop a simple model inspired by the radical-pair mechanism in cryptochrome in the context of avian magnetoreception and xenon-induced anesthesia. Our model reproduces the observed isotopic dependence in the lithium treatment of hyperactivity in rats. It predicts a magnetic-field dependence of the effectiveness of lithium, which provides one potential experimental test of our hypothesis. Our findings show that Nature might harness quantum entanglement for the brain's cognitive processes.
• Abstract（参考訳）: 双極性障害とそのリチウム処理は酸化ストレスの変調を伴うことが知られている。 さらに、リチウムの効果は同位体依存性であることが観察されている。 これらの知見に基づき, リチウムは酸素を含む自然発生ラジカル対の組換えダイナミクスに影響を与えることが示唆された。 我々は,鳥磁気受容とキセノン麻酔の文脈で,クリプトクロムのラジカル対機構に着想を得たシンプルなモデルを開発した。 本モデルは,ラットの高活性リチウム処理における同位体依存性を再現する。 これはリチウムの有効性の磁場依存性を予測し、この仮説を実験的に検証できる可能性がある。 以上より,自然が脳の認知過程に量子絡み合いを利用する可能性が示唆された。

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