論文の概要: Broadband coupling of fast electrons to high-Q whispering-gallery mode
resonators
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.13276v1
- Date: Wed, 24 Mar 2021 15:43:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-06 23:43:21.149855
- Title: Broadband coupling of fast electrons to high-Q whispering-gallery mode
resonators
- Title(参考訳): 高Qささやきモード共振器への高速電子の広帯域結合
- Authors: Niklas M\"uller, Vincent Hock, Holger Koch, Nora Bach, Christopher
Rathje and Sascha Sch\"afer
- Abstract要約: 高速電子によるシリカマイクロ共振器における光ささやきモードの広帯域励起を実証する。
その結果、電子顕微鏡における量子光学現象の研究が可能となり、量子電子光メトロジーの潜在的な応用が期待できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Transmission electron microscopy is an excellent experimental tool to study
the interaction of free electrons with nanoscale light fields. However, up to
now, applying electron microscopy to quantum optical investigations was
hampered by the lack of experimental platforms which allow a strong coupling
between fast electrons and high-quality resonators. Here, as a first step, we
demonstrate the broad-band excitation of optical whispering-gallery modes in
silica microresonators by fast electrons. In the emitted coherent
cathodoluminescence spectrum, a comb of equidistant peaks is observed,
resulting in cavity quality factors larger than 700. These results enable the
study of quantum optical phenomena in electron microscopy with potential
applications in quantum electron-light metrology.
- Abstract(参考訳): 透過電子顕微鏡は、自由電子とナノスケール光場の相互作用を研究するための優れた実験ツールである。
しかし、これまでは高速電子と高品質共振器の強い結合を可能にする実験プラットフォームが不足していたため、電子顕微鏡による量子光学研究が妨げられていた。
ここでは、第1ステップとして、高速電子によるシリカマイクロ共振器における光ささやきモードの広帯域励起を示す。
発光されたコヒーレントカソードルミネッセンススペクトルでは、等距離ピークのコムが観察され、キャビティ品質の要因は700より大きい。
これらの結果により、電子顕微鏡における量子光学現象の研究が可能となり、量子電子光メトロジーの潜在的な応用が期待できる。
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