論文の概要: High finesse microcavities in the optical telecom O-band
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.02813v1
- Date: Tue, 6 Apr 2021 21:58:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-05 06:09:56.800763
- Title: High finesse microcavities in the optical telecom O-band
- Title(参考訳): 光通信Oバンドにおける高精度マイクロキャビティ
- Authors: Jan Fait, Stefan Putz, Georg Wachter, Johannes Schalko, Ulrich Schmid,
Markus Arndt and Michael Trupke
- Abstract要約: モードボリューム30$lambda3$のスケーラブルでオープンアクセス可能な光マイクロキャビティプラットフォームについて報告する。
その結果,Fabry-P'erot系キャビティにおいてこれまでに達成された最も高い光強調係数を著しく上回った。
このプラットフォームは、強力な光-物質相互作用に依存する高性能量子デバイスのためのビルディングブロックを提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Optical microcavities allow to strongly confine light in small mode volumes
and with long photon lifetimes. This confinement significantly enhances the
interaction between light and matter inside the cavity, with applications such
as optical trapping and cooling of nanoparticles, single-photon emission
enhancement, quantum information processing, and sensing. For many
applications, open resonators with direct access to the mode volume are
necessary. Here we report on a scalable, open-access optical microcavity
platform with mode volumes < 30 $\lambda^3$ and finesse approaching $5x10^5$.
This result significantly exceeds the highest optical enhancement factors
achieved to date for Fabry-P\'erot cavities. The platform provides a building
block for high-performance quantum devices relying on strong light-matter
interaction.
- Abstract(参考訳): 光マイクロキャビティは、小さなモードボリュームと長い光子寿命で強く光を閉じ込めることができる。
この閉じ込めは、ナノ粒子の光トラップや冷却、単一光子放出促進、量子情報処理、センシングなどの応用により、キャビティ内の光と物質の相互作用を著しく強化する。
多くのアプリケーションでは、モードボリュームに直接アクセスするオープン共振器が必要である。
ここでは、モードボリュームが 30$\lambda^3$ で、細粒度が 5x10^5$ であるスケーラブルでオープンな光マイクロキャビティプラットフォームについて報告する。
その結果,Fabry-P'erot系キャビティにおいてこれまでに達成された最も高い光強調係数を著しく上回った。
このプラットフォームは、強力な光間相互作用に依存する高性能量子デバイスのためのビルディングブロックを提供する。
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