論文の概要: Robust entanglement by continuous dynamical decoupling of the J-coupling
interaction
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.05980v4
- Date: Thu, 14 Oct 2021 14:42:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-22 11:45:00.930894
- Title: Robust entanglement by continuous dynamical decoupling of the J-coupling
interaction
- Title(参考訳): j結合相互作用の連続的動的デカップリングによるロバスト絡み合い
- Authors: C. H. Valahu, A. M. Lawrence, S. Weidt and W. K. Hensinger
- Abstract要約: 静磁場勾配におけるイオンの固有J-カップリングを用いたレーザーフリーエンタングゲートを,$sigma_zotimes sigma_z$で提案する。
ゲートはマイクロ波場の一般的な振幅雑音にほとんど敏感であり、クビット周波数の変動にもかかわらず高い忠実性を実現する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We propose a $\sigma_z\otimes \sigma_z$ laser-free entangling gate which uses
the intrinsic J-coupling of ions in a static magnetic gradient. Dephasing of
the interaction is suppressed by means of continuous dynamical decoupling using
pairs of microwave fields. The gate is virtually insensitive to common
amplitude noise of the microwave fields and enables high fidelities despite
qubit frequency fluctuations, while the J-coupling interaction's inherent
robustness to motional decoherence is retained. Errors far below the
fault-tolerant threshold can be achieved at high initial temperatures, negating
the requirement of sideband cooling below the Doppler temperature. By adjusting
the powers of the continuous microwave fields, the J-coupling interaction can
be tuned and can be used to implement parallel entangling gates within an ion
chain.
- Abstract(参考訳): 静磁場勾配におけるイオンの固有Jカップリングを用いた$\sigma_z\otimes \sigma_z$レーザーフリーエンタングゲートを提案する。
相互作用の強調は、一対のマイクロ波場を用いた連続的な動的デカップリングによって抑制される。
ゲートはマイクロ波場の共通の振幅ノイズに実質的に無感であり、量子ビットの周波数ゆらぎにもかかわらず高いフィダリティを許容するが、j結合相互作用の運動的デコヒーレンスに対する固有のロバスト性は保持される。
フォールトトレラントしきい値よりはるかに低い誤差は、ドップラー温度以下のサイドバンド冷却の必要性を否定する、高い初期温度で達成できる。
連続マイクロ波場のパワーを調整することで、Jカップリング相互作用を調整でき、イオン鎖内で平行な絡み合うゲートを実装するのに使うことができる。
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