論文の概要: Full control of superconducting qubits with combined on-chip microwave
and flux lines
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.06245v1
- Date: Tue, 13 Jul 2021 17:05:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-22 11:37:23.970655
- Title: Full control of superconducting qubits with combined on-chip microwave
and flux lines
- Title(参考訳): オンチップマイクロ波線とフラックス線を組み合わせた超伝導量子ビットの完全制御
- Authors: Riccardo Manenti, Eyob A. Sete, Angela Q. Chen, Shobhan Kulshreshtha,
Jen-Hao Yeh, Feyza Oruc, Andrew Bestwick, Mark Field, Keith Jackson, Stefano
Poletto
- Abstract要約: マイクロ波線とフラックス線を1つの「XYZ線」に統合する手法を提案する。
この制御ラインを組み合わせることで、高速な単一キュービットゲートの実行や、量子ビットへのフラックス信号の配信が可能になります。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As the field of quantum computing progresses to larger-scale devices,
multiplexing will be crucial to scale quantum processors. While multiplexed
readout is common practice for superconducting devices, relatively little work
has been reported about the combination of flux and microwave control lines.
Here, we present a method to integrate a microwave line and a flux line into a
single "XYZ line". This combined control line allows us to perform fast
single-qubit gates as well as to deliver flux signals to the qubits. The
measured relaxation times of the qubits are comparable to state-of-art devices
employing separate control lines. We benchmark the fidelity of single-qubit
gates with randomized benchmarking, achieving a fidelity above 99.5%, and we
demonstrate that XYZ lines can in principle be used to run parametric
entangling gates.
- Abstract(参考訳): 量子コンピューティングの分野が大規模デバイスに進むにつれ、量子プロセッサをスケールするためには多重化が不可欠になる。
超伝導デバイスでは多重読み出しが一般的であるが、フラックスとマイクロ波の制御線の組み合わせに関する研究は、比較的少ない。
本稿では,マイクロ波線とフラックス線を単一の「XYZ線」に統合する手法を提案する。
この複合制御ラインにより、高速なシングルキュービットゲートの実行と、量子ビットへのフラックス信号の送出が可能になります。
キュービットの測定緩和時間は、異なる制御線を使用する最先端デバイスに匹敵する。
単一キュービットゲートの忠実度をランダム化ベンチマークでベンチマークし、99.5%以上の忠実度を達成し、xyz行をパラメトリックアンタリングゲートの実行に使用できることを示した。
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