論文の概要: Quasi-Continuous Cooling of a Microwave Mode on a Benchtop using
Hyperpolarized NV$^-$ Diamond
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.12105v2
- Date: Mon, 7 Mar 2022 16:14:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-10 17:32:17.203263
- Title: Quasi-Continuous Cooling of a Microwave Mode on a Benchtop using
Hyperpolarized NV$^-$ Diamond
- Title(参考訳): 過分極NV$^-$ダイヤモンドを用いたベンチトップ上のマイクロ波モードの準連続冷却
- Authors: Wern Ng, Hao Wu and Mark Oxborrow
- Abstract要約: ダイヤモンド中における光スピン偏光NV$-$中心との相互作用により,2872MHzでのマイクロ波モードの冷却を実証した。
NV$-$ダイヤモンドのモード冷却性能は, ペンタセンドープパラテルフェニルと直接比較した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.323220706791067
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We demonstrate the cooling of a microwave mode at 2872 MHz through its
interaction with optically spin-polarized NV$^-$ centers in diamond at zero
applied magnetic field, removing thermal photons from the mode. By
photo-exciting (pumping) a brilliant-cut red diamond jewel with a
continuous-wave 532-nm laser, outputting 2 W, the microwave mode is cooled down
to a noise temperature of 188 K. This noise temperature can be preserved
continuously for as long as the diamond is optically excited and kept cool. The
latter requirement restricted operation out to 10 ms in our preliminary setup.
The mode-cooling performance of NV$^-$ diamond is directly compared against
that of pentacene-doped para-terphenyl, where we find that the former affords
the advantages of cooling immediately upon light excitation without needing to
mase beforehand (or at all) and being able to cool continuously at
substantially lower optical pump power.
- Abstract(参考訳): 本研究では,光スピン偏極nv$^-$中心をゼロ磁場に作用させることにより,2872mhzでのマイクロ波モードの冷却を実証し,熱光子をモードから除去した。
連続波532nmレーザーによる光励起(励起)により、マイクロ波モードを188Kの雑音温度まで冷却し、ダイヤモンドが光学的に励起され冷却される限り連続的に保存することができる。
後者の要件は,予備設定で10msに制限された。
nv$^-$ダイアモンドのモード冷却性能は、ペンタセンドープパラテルフェニルと直接比較され、前者は前もって(あるいは全く)maaseを必要とせず、光励起時に直ちに冷却し、光ポンプパワーを実質的に低くして連続的に冷却することができる。
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