論文の概要: Measurements of blackbody radiation-induced transition rates between high-lying S, P and D Rydberg levels

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.15333v1
• Date: Tue, 30 Nov 2021 12:22:32 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-03-06 07:10:14.008454
• Title: Measurements of blackbody radiation-induced transition rates between high-lying S, P and D Rydberg levels
• Title（参考訳）: 高次s, p, dリドバーグ準位における黒体放射線誘起遷移速度の測定
• Authors: Matteo Archimi, Matteo Ceccanti, Marco Distefano, Lucia Di Virgilio, Roberto Franco, Alessandro Greco, Cristiano Simonelli, Ennio Arimondo, Donatella Ciampini, Oliver Morsch
• Abstract要約: 磁気光学トラップにおける高分解能(n>60)S,P,DRydberg原子間の黒体放射誘起遷移速度を実験的に測定した。 この結果から,主量子数の範囲をよく定義した理論から,測定された遷移速度の有意な偏差が明らかとなった。 我々は、このような外腔を用いて、黒体放射による遷移を制御および抑制することが可能である、と結論付けている。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 47.187609203210705
• License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
• Abstract: We report experimental measurements of the rates of blackbody radiation-induced transitions between high-lying (n>60) S, P and D Rydberg levels of rubidium atoms in a magneto-optical trap using a hybrid field ionization and state-selective depumping technique. Our results reveal significant deviations of the measured transition rates from theory for well-defined ranges of the principal quantum number. We assume that the most likely cause for those deviations is a modified blackbody spectrum inside the glass cell in which the magneto-optical trap is formed, and we test this assumption by installing electrodes to create an additional microwave cavity around the cell. From the results we conclude that it should be possible to use such external cavities to control and suppress the blackbody radiation-induced transitions.
• Abstract（参考訳）: ハイブリッド電離法と状態選択的脱励起法を用いて,光磁気トラップにおける高線量(n>60)s,p,dリドベルグのルビジウム原子間の黒体放射線誘起遷移速度を実験的に測定した。 この結果から,主量子数の範囲をよく定義した理論から,測定された遷移速度の有意な偏差が明らかとなった。 これらの偏差の原因は、磁気光学トラップが形成されるガラスセル内の修正された黒体スペクトルであると仮定し、この仮定を電極を設置して細胞の周りに追加のマイクロ波空洞を作ることで検証する。 以上の結果から,黒体放射線誘起遷移の制御と抑制には,このような外部キャビティを利用する必要があると結論した。

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