論文の概要: Frequency-tunable Kerr-free three-wave mixing with a gradiometric SNAIL
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.09785v2
- Date: Thu, 12 May 2022 15:20:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-04 06:51:15.658450
- Title: Frequency-tunable Kerr-free three-wave mixing with a gradiometric SNAIL
- Title(参考訳): グラディメトリックスネールを用いた周波数可変カーフリー3波混合
- Authors: A. Miano, G. Liu, V. V. Sivak, N. E. Frattini, V. R. Joshi, W. Dai, L.
Frunzio and M. H. Devoret
- Abstract要約: 3波混合は量子情報処理の超伝導における重要なプロセスである。
SNAILベースのデバイスは、スタークシフトのような望ましくない寄生効果が抑制されるカーフリーフラックスバイアスポイントを示す。
単一のフラックスバイアスパラメータで、これらの回路は1つのKerr自由点のみをホストすることができ、それらのアプリケーションの範囲を制限する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Three-wave mixing is a key process in superconducting quantum information
processing, being involved in quantum-limited amplification and parametric
coupling between superconducting cavities. These operations can be implemented
by SNAIL-based devices that present a Kerr-free flux-bias point where unwanted
parasitic effects such as Stark shift are suppressed. However, with a single
flux-bias parameter, these circuits can only host one Kerr-free point, limiting
the range of their applications. In this Letter, we demonstrate how to overcome
this constraint with a gradiometric SNAIL, a doubly-flux biased superconducting
circuit for which both effective inductance and Kerr coefficient can be
independently tuned. Experimental data show the capability of the gradiometric
SNAIL to suppress Kerr effect in a three-wave mixing parametric amplifier over
a continuum of flux bias points corresponding to a 1.7 GHz range of operating
frequencies.
- Abstract(参考訳): 3波混合は超伝導量子情報処理において重要なプロセスであり、超伝導キャビティ間の量子制限増幅とパラメトリックカップリングに関与している。
これらの操作は、スタークシフトのような望ましくない寄生作用が抑制されるカーフリーフラックスバイアスポイントを示すスネールベースのデバイスによって実装できる。
しかし、単一の磁束バイアスパラメータで、これらの回路は1つのkerrフリーポイントのみをホストすることができ、アプリケーションの範囲を制限できる。
本稿では,この制約を,実効インダクタンスとKerr係数を独立に調整可能な2分岐バイアス超伝導回路であるSNAILを用いて克服する方法を示す。
実験データから,1.7GHz帯の動作周波数に対応するフラックスバイアス点の連続体上での3波混合パラメトリック増幅器におけるKerr効果の抑制効果を示す。
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