論文の概要: Tunable magnetic field source for magnetic field imaging microscopy
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.15359v1
- Date: Fri, 31 Dec 2021 09:24:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-02 19:18:46.970053
- Title: Tunable magnetic field source for magnetic field imaging microscopy
- Title(参考訳): 磁気顕微鏡用可変磁場源
- Authors: Andris Berzins, Hugo Grube, Reinis Lazda, Marc A. Hannig, Janis Smits,
Ilja Fescenko
- Abstract要約: この装置は、電気メカニカル回転制御とフェライト磁場集中器を備えた一対の径磁化永久磁石シリンダに基づいている。
ダイヤモンド中のホールプローブとNV中心を用いて、提案された磁場設定の概念の実証を行う。
1mTから222mTの範囲で調整可能な磁場振幅を持つ磁場源を実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this work we present a novel, compact, power efficient magnetic field
source design for magnetic field imaging microscopy. The device is based on a
pair of diametrically magnetized permanent magnet cylinders with
electro-mechanical rotation control and ferrite field concentrators. A Hall
probe and NV centers in diamond are used to demonstrate a proof of concept of a
proposed magnetic field setup and to characterise the homogeneity of the
produced magnetic field on a micrometer scale. Numerical simulation results are
compared with experimental results showing good agreement of the distribution
of the magnetic field in the setup. As a result, a magnetic field source with a
tunable field amplitude in the range from 1 mT to 222 mT is demonstrated,
achieving a magnetic field homogeneity of 2 ppm/$\mu$m or 0.5 $\mu$T/$\mu$m at
222 mT in a 25$\times$25 $\mu$m field of view.
- Abstract(参考訳): 本研究では, 磁界顕微鏡のための, コンパクトで高効率な磁場源設計法を提案する。
この装置は、電気メカニカル回転制御とフェライト磁場集中器を備えた一対の径磁化永久磁石シリンダに基づいている。
ダイヤモンド中のホールプローブとnv中心は、提案された磁場設定の概念の証明と、生成された磁場のマイクロメートルスケールにおける均質性を特徴付けるために用いられる。
数値シミュレーションの結果は, 設定時の磁場分布の整合性を示す実験結果と比較した。
その結果、2ppm/$\mu$mまたは0.5$\mu$T/$\mu$mの磁場均一性を25$\times$25$\mu$mの視野で達成し、1mTから222mTの範囲で調整可能な磁場振幅を持つ磁場源が示される。
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