論文の概要: Nondipole effects in tunneling ionization by intense laser pulses

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2201.06264v1
• Date: Mon, 17 Jan 2022 08:09:57 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-28 23:04:14.388308
• Title: Nondipole effects in tunneling ionization by intense laser pulses
• Title（参考訳）: 強レーザーパルスによるトンネル電離における非双極子効果
• Authors: Lars Bojer Madsen
• Abstract要約: 断熱限界のトンネルイオン化は 有効分野だと考えられています この項がイオン化速度, トンネル出口点, トンネル出口の運動量, 電子動力学に与える影響について論じる。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: The limit of decreasing laser frequency can not be considered independently from nondipole effects due to increase in the laser-induced continuum electron speed in this limit. Therefore, in this work, tunneling ionization in the adiabatic limit is considered for an effective field that includes effects beyond the electric-dipole term to first order in $1/c$, with $c$ the speed of light. The nondipole term describes the interaction resulting from the electric dipole-induced velocity of the electron and the magnetic field component of the laser. The impact of this term on the ionization rate, tunnel exit point, momentum at the tunnel exit and electron dynamics is discussed. In the appropriate limit, the results of a nondipole strong-field approximation approach and those of the strict adiabatic limit, where time and field strength are parameters, are consistent. The nondipole strong-field approximation approach is used to identify nonadiabatic modifications of the initial conditions. The results open up an avenue to include nondipole effects in the initial tunneling ionization step in semiclassical models of strong-field and attosecond physics.
• Abstract（参考訳）: レーザー誘起連続電子速度の増加による非双極子効果とは独立にレーザー周波数の低下の限界は考慮できない。 そこで本研究では,電気双極子項以上の効果を1/c$で1/c$で含む有効場として,断熱限界におけるトンネル電離を考慮し,光速を1/c$とした。 非双極子項は、電子の電気双極子誘起速度とレーザーの磁場成分による相互作用を記述する。 この項がイオン化速度, トンネル出口点, トンネル出口の運動量, 電子動力学に与える影響について論じる。 適度な極限では、非双極子強磁場近似法の結果と、時間と場の強さがパラメータとなる厳密な断熱限界の結果が一致する。 非双極子強磁場近似法は、初期条件の非断熱的修正を特定するために用いられる。 この結果は、強磁場とアト秒物理学の半古典的モデルにおける初期トンネルイオン化過程における非双極子効果を含む道を開く。

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