論文の概要: Automated Attack Synthesis by Extracting Finite State Machines from
Protocol Specification Documents
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2202.09470v1
- Date: Fri, 18 Feb 2022 23:27:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-02-23 12:51:09.971397
- Title: Automated Attack Synthesis by Extracting Finite State Machines from
Protocol Specification Documents
- Title(参考訳): プロトコル仕様文書からの有限状態機械抽出による攻撃自動合成
- Authors: Maria Leonor Pacheco, Max von Hippel, Ben Weintraub, Dan Goldwasser,
Cristina Nita-Rotaru
- Abstract要約: RFC文書から有限状態マシン(FSM)を抽出するためのデータ駆動型アプローチを提案する。
市販のNLPツールとは異なり、RFC文書からFSMを抽出するためのデータ駆動型アプローチを提案する。
BGPv4, DCCP, RFCを用いたFSM抽出の一般化可能性を示す。
SCTPとTCP。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 25.871916915930996
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Automated attack discovery techniques, such as attacker synthesis or
model-based fuzzing, provide powerful ways to ensure network protocols operate
correctly and securely. Such techniques, in general, require a formal
representation of the protocol, often in the form of a finite state machine
(FSM). Unfortunately, many protocols are only described in English prose, and
implementing even a simple network protocol as an FSM is time-consuming and
prone to subtle logical errors. Automatically extracting protocol FSMs from
documentation can significantly contribute to increased use of these techniques
and result in more robust and secure protocol implementations.
In this work we focus on attacker synthesis as a representative technique for
protocol security, and on RFCs as a representative format for protocol prose
description. Unlike other works that rely on rule-based approaches or use
off-the-shelf NLP tools directly, we suggest a data-driven approach for
extracting FSMs from RFC documents. Specifically, we use a hybrid approach
consisting of three key steps: (1) large-scale word-representation learning for
technical language, (2) focused zero-shot learning for mapping protocol text to
a protocol-independent information language, and (3) rule-based mapping from
protocol-independent information to a specific protocol FSM. We show the
generalizability of our FSM extraction by using the RFCs for six different
protocols: BGPv4, DCCP, LTP, PPTP, SCTP and TCP. We demonstrate how automated
extraction of an FSM from an RFC can be applied to the synthesis of attacks,
with TCP and DCCP as case-studies. Our approach shows that it is possible to
automate attacker synthesis against protocols by using textual specifications
such as RFCs.
- Abstract(参考訳): 攻撃者合成やモデルベースファジィングなどの自動攻撃発見技術は、ネットワークプロトコルの正常かつセキュアな動作を保証する強力な手段を提供する。
このような技術は一般に、しばしば有限状態機械(FSM)の形でプロトコルの形式的な表現を必要とする。
残念ながら、多くのプロトコルは英語の散文でのみ記述されており、単純なネットワークプロトコルをFSMとして実装しても時間がかかり、微妙な論理的誤りが生じる。
ドキュメンテーションからプロトコルFSMを自動的に抽出することは、これらの技術の利用の増加に大きく貢献し、より堅牢でセキュアなプロトコル実装をもたらす。
本研究では,プロトコルセキュリティの代表的手法として攻撃者合成,プロトコルプロス記述のための代表形式としてrfcに着目した。
ルールベースのアプローチや既製のNLPツールを直接使用する他の作業とは異なり、RFC文書からFSMを抽出するためのデータ駆動アプローチを提案する。
具体的には,(1)技術言語のための大規模単語表現学習,(2)プロトコルテキストからプロトコル非依存情報言語へのマッピングのためのフォーカスゼロショット学習,(3)プロトコル非依存情報から特定のプロトコルfsmへのルールベースマッピングの3つのステップからなるハイブリッドアプローチを用いる。
BGPv4, DCCP, LTP, PPTP, SCTP, TCPの6種類のプロトコルに対してRFCを用いてFSM抽出の一般化可能性を示す。
本稿では, TCP と DCCP をケーススタディとして, RFC からの FSM の自動抽出を攻撃の合成に適用する方法を実証する。
本手法はrfcなどのテキスト仕様を用いることで,プロトコルに対する攻撃者合成を自動化できることを示す。
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