論文の概要: On the Excitation and Radiative Decay Rates of Plasmonic Nanoantennas
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.07014v1
- Date: Mon, 14 Mar 2022 11:46:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-22 03:36:22.044593
- Title: On the Excitation and Radiative Decay Rates of Plasmonic Nanoantennas
- Title(参考訳): プラズモニックナノアンテナの励起と放射減衰速度について
- Authors: Kalun Bedingfield and Angela Demetriadou
- Abstract要約: プラズモニックナノアンテナは、入射電磁界を非常にサブ波長の体積に閉じ込め、拡張する能力を持つ。
これらの性質により、プラズモンナノアンテナはエキサイティングな量子エミッターに広く用いられるようになった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Plasmonic nanoantennas have the ability to confine and enhance incident
electromagnetic fields into very sub-wavelength volumes, while at the same time
efficiently radiating energy to the far-field. These properties have allowed
plasmonic nanoantennas to be extensively used for exciting quantum
emitters-such as molecules and quantum dots-and also for the extraction of
photons from them for measurements in the far-field. Due to electromagnetic
reciprocity, it is expected that plasmonic nanoantennas radiate energy as
efficiently as an external source can couple energy to them. In this paper, we
adopt a multipole expansion (Mie theory) and numerical simulations to show that
although reciprocity holds, certain plasmonic antennas radiate energy much more
efficiently than one can couple energy into them. This work paves the way
towards designing plasmonic antennas with specific properties for applications
where the near-to-far-field relationship is of high significance, such as:
surface-enhanced Raman spectroscopy, strong coupling at room temperature, and
the engineering of quantum states in nanoplasmonic devices.
- Abstract(参考訳): プラズモニックナノアンテナは、入射電磁界を非常にサブ波長の体積に閉じ込め、拡張する能力を持ち、同時に遠方場に効率よくエネルギーを放射する。
これらの性質により、プラズモンナノアンテナは、分子や量子ドットなどの励起量子エミッタや、遠方場における測定のための光子の抽出に広く用いられるようになった。
電磁相対性のため、プラズモニックナノアンテナは外部源と同じくらい効率的にエネルギーを放射し、それらとエネルギーを結合することが期待されている。
本稿では,多重極展開(Mie理論)と数値シミュレーションを用いて,相互性は保たれているものの,プラズモニックアンテナによってエネルギーを効率よく放射することを示す。
この研究は、表面エンハンスドラマン分光法、室温での強結合、およびナノプラズモニックデバイスにおける量子状態の工学など、近距離から遠距離への関係が重要となる応用のために、特定の特性を持つプラズモニックアンテナの設計への道を開く。
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