論文の概要: Atomic-Scale Visualization of Chiral Charge Density Wave States and
Their Reversible Transition
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.09212v1
- Date: Thu, 17 Mar 2022 10:02:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-21 21:01:11.783949
- Title: Atomic-Scale Visualization of Chiral Charge Density Wave States and
Their Reversible Transition
- Title(参考訳): カイラル電荷密度波状態の原子スケール可視化と可逆遷移
- Authors: Xuan Song, Liwei Liu, Yaoyao Chen, Han Yang, Zeping Huang, Baofei Hou,
Yanhui Hou, Xu Han, Huixia Yang, Quanzhen Zhang, Teng Zhang, Jiadong Zhou,
Yuan Huang, Yu Zhang, Hong-Jun Gao and Yeliang Wang
- Abstract要約: 電荷密度波(CDW)アレイのような電子超格子のキラリティとスイッチングは、いまだに解明されていない。
走査型トンネル顕微鏡による単一層NbSe2CDWパターンの原子分解能イメージングによるキラリティ遷移を特徴付ける。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 14.061686200700938
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Chirality is essential for various amazing phenomena in life and matter.
However,chirality and its switching in electronic superlattices, such as charge
density wave(CDW) arrays, remain elusive. In this study, we characterize the
chirality transition with atom-resolution imaging in a single-layer NbSe2 CDW
pattern by technique of scanning tunneling microscopy. The atomic lattice of
the CDW array is found continuous and intact although its chirality is
switched. Several intermediate states are tracked by time-resolved imaging,
revealing the fast and dynamic chirality transition. Importantly, the switching
is reversibly realized with an external electric-field. Our findings unveil the
delicate transition process of chiral CDW array in a 2D crystal down to the
atomic scale and may be applicable for future nanoscale devices.
- Abstract(参考訳): キラリティーは生命や物質の様々な驚くべき現象に不可欠である。
しかし、電荷密度波(CDW)アレイのような電子超格子のキラリティーとスイッチングはいまだ解明されていない。
本研究では, 走査型トンネル顕微鏡による単一層NbSe2CDWパターンの原子分解能イメージングによるキラリティ遷移を特徴付ける。
CDWアレイの原子格子は、キラリティーが切り替わっているにもかかわらず、連続かつ無傷である。
いくつかの中間状態は時間分解イメージングによって追跡され、高速でダイナミックなキラリティ遷移が明らかにされる。
重要なことに、スイッチングは外部電界で可逆的に実現される。
その結果, 2次元結晶中のキラルCDW配列の微妙な遷移過程を原子スケールまで明らかにし, 将来のナノスケールデバイスにも応用できる可能性が示唆された。
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