論文の概要: First design of a superconducting qubit for the QUB-IT experiment
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.09290v3
- Date: Mon, 17 Oct 2022 18:23:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-04 15:33:07.095406
- Title: First design of a superconducting qubit for the QUB-IT experiment
- Title(参考訳): QUB-IT実験用超伝導量子ビットの最初の設計
- Authors: Danilo Labranca, Herv\`e Ats\`e Corti, Leonardo Banchi, Alessandro
Cidronali, Simone Felicetti, Claudio Gatti, Andrea Giachero, Angelo Nucciotti
- Abstract要約: QUB-ITプロジェクトの目標は、量子非破壊(QND)測定と絡み合った量子ビットを利用した、反復的な単一光子カウンタを実現することである。
本稿では,Qiskit-Metalを用いた共振器に結合したトランスモン量子ビットからなる第1の超伝導デバイスの設計とシミュレーションを行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 50.591267188664666
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum sensing is a rapidly growing field of research which is already
improving sensitivity in fundamental physics experiments. The ability to
control quantum devices to measure physical quantities received a major boost
from superconducting qubits and the improved capacity in engineering and
fabricating this type of devices. The goal of the QUB-IT project is to realize
an itinerant single-photon counter exploiting Quantum Non Demolition (QND)
measurements and entangled qubits, in order to surpass current devices in terms
of efficiency and low dark-count rates. Such a detector has direct applications
in Axion dark-matter experiments (such as QUAX[1]), which require the photon to
travel along a transmission line before being measured. In this contribution we
present the design and simulation of the first superconducting device
consisting of a transmon qubit coupled to a resonator using Qiskit-Metal (IBM).
Exploiting the Energy Participation Ratio (EPR) simulation we were able to
extract the circuit Hamiltonian parameters, such as resonant frequencies,
anharmonicity and qubit-resonator couplings.
- Abstract(参考訳): 量子センシングは、基礎物理学実験の感度をすでに改善している研究の急速に成長している分野である。
量子デバイスを制御することで物理量を測定する能力は、超伝導量子ビットと、このタイプのデバイスの設計と製造能力の向上から大きく向上した。
QUB-ITプロジェクトのゴールは、量子非破壊(QND)測定と絡み合った量子ビットを利用した、一光子カウンターを反復的に実現することである。
このような検出器はアクシオンダークマッター実験(quax[1]など)において直接応用され、光子が測定される前に伝送線に沿って移動する必要がある。
本稿では,Qiskit-Metal (IBM) を用いた共振器に結合したトランスモンキュービットからなる最初の超伝導デバイスの設計とシミュレーションを行う。
エネルギー参加比(epr)シミュレーションを用いて,共鳴周波数,アンハーモニティ,量子共振子カップリングなどの回路ハミルトニアンパラメータを抽出することができた。
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