論文の概要: Degenerate parametric down-conversion facilitated by exciton-plasmon
polariton states in nonlinear plasmonic cavity
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.03929v2
- Date: Tue, 24 Jan 2023 21:01:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-01 21:56:54.613148
- Title: Degenerate parametric down-conversion facilitated by exciton-plasmon
polariton states in nonlinear plasmonic cavity
- Title(参考訳): 非線形プラズモニックキャビティにおける励起子-プラズモンポラリトン状態による縮退パラメトリックダウンコンバージョン
- Authors: Andrei Piryatinski and Maxim Sukharev
- Abstract要約: 非線形プラズモン空洞の単一表面プラズモン (SP) モードに近接場相互作用により結合した2レベル量子エミッタ (QEs) のアンサンブルにおける縮退パラメトリックダウンコンバージョン (DPDC) の効果について検討した。
強い結合状態を考えると, 定常状態と定常状態の相転移に起因する臨界SP-QE結合が見つかる。
系の定常状態の上の揺らぎを調べることで、我々は新しい初等励起、すなわち2-SP量子と単一励起によって形成される励起子-プラズモン偏光子を予測する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We study the effect of degenerate parametric down-conversion (DPDC) in an
ensemble of two-level quantum emitters (QEs) coupled via near-field
interactions to a single surface plasmon (SP) mode of a nonlinear plasmonic
cavity. For this purpose, we develop a quantum driven-dissipative model
capturing non-equilibrium dynamics of the system in which incoherently pumped
QEs have transition frequency tuned near the second-harmonic response of the
SPs. Considering the strong coupling regime, i.e., the SP-QE interaction rate
exceeds system dissipation rates, we find a critical SP-QE coupling attributed
to the phase transition between normal and lasing steady states. Examining
fluctuations above the system's steady states, we predict new elementary
excitations, namely, the exciton-plasmon polaritons formed by the two-SP quanta
and single-exciton states of QEs. The contribution of two-SP quanta results in
the linear scaling of the SP-QE interaction rate with the number of QEs, ${\cal
N}_o$, as opposed to the $\sqrt{{\cal N}_o}$-scaling known for the Dicke and
Tavis-Cummings models. We further examine how SP-QE interaction scaling affects
the polariton dispersions and power spectra in the vicinity of the critical
coupling. For this purpose, we compare the calculation results assuming a
finite ensemble of QEs and the model thermodynamic limit. The calculated power
spectra predict an interplay of coherent photon emission by QEs near the
second-harmonic frequency and correlated photon-pair emission at the
fundamental frequency by the SPs (i.e., the photonic DPDC effect).
- Abstract(参考訳): 非線形プラズモン空洞の単一表面プラズモン (SP) モードに近接場相互作用により結合した2レベル量子エミッタ (QEs) のアンサンブルにおける縮退パラメトリックダウンコンバージョン (DPDC) の効果について検討した。
本研究では,SPの2次高調波応答付近に非整合QEが遷移周波数を調整した系の非平衡力学を捉える量子駆動散逸モデルを開発する。
強い結合状態、すなわちSP-QE相互作用速度が系の散逸速度を超えることを考えると、通常の定常状態と溶出状態の相転移に起因する臨界SP-QE結合が見つかる。
システムの定常状態を超えるゆらぎを調べることで、新しい初等励起、すなわち2sp量子数とqesの単一励起状態によって形成される励起子-プラズモンポラリトンを予測する。
2-SP量子の寄与は、Dicke と Tavis-Cummings モデルで知られている $\sqrt{{\cal N}_o}$-scaling とは対照的に、SP-QE 相互作用速度と QEs の数である ${\cal N}_o$ との線形スケーリングをもたらす。
さらに,SP-QE相互作用のスケーリングが臨界結合近傍の偏光子分散とパワースペクトルに与える影響について検討した。
この目的のために、QEの有限アンサンブルとモデル熱力学限界を仮定した計算結果を比較する。
算出されたパワースペクトルは、第2高調波周波数近傍のQEによるコヒーレント光子放出と、SPによる基本周波数における相関光子対放出(フォトニックDPDC効果)との相互作用を予測する。
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