論文の概要: High-Purity Entanglement of Hot Propagating Modes Using Nonreciprocity
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.06847v3
- Date: Mon, 3 Jul 2023 17:02:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-04 15:38:27.792002
- Title: High-Purity Entanglement of Hot Propagating Modes Using Nonreciprocity
- Title(参考訳): 非相反性を用いたホットプロパゲーティングモードの高純度絡み合わせ
- Authors: Lindsay Orr, Saeed A. Khan, Nils Buchholz, Shlomi Kotler, A. Metelmann
- Abstract要約: 熱ゆらぎに対して頑健な伝播モードの連続可変絡みをレンダリングするための資源として非相互性を提案する。
本研究では, 熱ゆらぎの緩和により, 高純度で飛来する絡み合った状態の生成が可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Distributed quantum information processing and communication protocols demand
the ability to generate entanglement among propagating modes. However, thermal
fluctuations can severely limit the fidelity and purity of propagating
entangled states, especially for low-frequency modes relevant for
radio-frequency (RF) signals. Here we propose nonreciprocity as a resource to
render continuous-variable entanglement of propagating modes robust against
thermal fluctuations. By utilising a cold-engineered reservoir we break the
symmetry of reciprocity in a standard two-mode squeezing interaction between a
low- and a high-frequency mode, and show that the rerouting of thermal
fluctuations allows the generation of flying entangled states with high purity.
Our approach requires only pairwise Gaussian interactions and is thus ideal for
parametric circuit QED implementations.
- Abstract(参考訳): 分散量子情報処理と通信プロトコルは、伝播モード間の絡み合いを生成する能力を要求する。
しかし、熱揺らぎは、特に高周波(rf)信号に関連する低周波モードにおいて、エンタングル状態の忠実性と純度を著しく制限することができる。
ここでは、熱ゆらぎに対して頑健な伝播モードの連続可変絡み付けを行うための資源として非相互性を提案する。
冷熱貯留層を利用することで、低周波モードと高周波モードとの標準的な2モードスクイーズ相互作用における相互の対称性を壊し、熱揺らぎの再構成により高純度な飛行絡み状態の発生を可能にすることを示す。
本手法はガウス対相互作用のみを必要とするため,パラメトリック回路QEDの実装に最適である。
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