論文の概要: LogGD:Detecting Anomalies from System Logs by Graph Neural Networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.07869v1
- Date: Fri, 16 Sep 2022 11:51:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-09-19 13:43:41.891519
- Title: LogGD:Detecting Anomalies from System Logs by Graph Neural Networks
- Title(参考訳): LogGD:グラフニューラルネットワークによるシステムログからの異常検出
- Authors: Yongzheng Xie, Hongyu Zhang and Muhammad Ali Babar
- Abstract要約: 本稿では,グラフに基づくログ異常検出手法であるLogGDを提案し,この問題に効果的に対処する。
グラフ構造とノードセマンティクスを組み合わせてログベースの異常検出を行うグラフトランスフォーマーニューラルネットワークの強力な機能を利用する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 14.813971618949068
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Log analysis is one of the main techniques engineers use to troubleshoot
faults of large-scale software systems. During the past decades, many log
analysis approaches have been proposed to detect system anomalies reflected by
logs. They usually take log event counts or sequential log events as inputs and
utilize machine learning algorithms including deep learning models to detect
system anomalies. These anomalies are often identified as violations of
quantitative relational patterns or sequential patterns of log events in log
sequences. However, existing methods fail to leverage the spatial structural
relationships among log events, resulting in potential false alarms and
unstable performance. In this study, we propose a novel graph-based log anomaly
detection method, LogGD, to effectively address the issue by transforming log
sequences into graphs. We exploit the powerful capability of Graph Transformer
Neural Network, which combines graph structure and node semantics for log-based
anomaly detection. We evaluate the proposed method on four widely-used public
log datasets. Experimental results show that LogGD can outperform
state-of-the-art quantitative-based and sequence-based methods and achieve
stable performance under different window size settings. The results confirm
that LogGD is effective in log-based anomaly detection.
- Abstract(参考訳): ログ分析は、大規模ソフトウェアシステムの障害をトラブルシュートするためにエンジニアが使用する主要なテクニックの1つである。
過去数十年間,ログに反映されるシステム異常を検出するためのログ解析手法が数多く提案されてきた。
通常、ログイベントカウントやシーケンシャルログイベントを入力として取り、ディープラーニングモデルを含む機械学習アルゴリズムを使用してシステム異常を検出する。
これらの異常はしばしば、ログシーケンスにおける量的関係パターンやログイベントの逐次パターンの違反として識別される。
しかし、既存の手法ではログイベント間の空間的構造的関係を利用しず、潜在的な誤報や不安定な性能をもたらす。
本研究では,ログ列をグラフに変換することにより,この問題に効果的に対処できるグラフに基づくログ異常検出法loggdを提案する。
グラフ構造とノードセマンティクスを組み合わせてログベースの異常検出を行うグラフトランスフォーマーニューラルネットワークの強力な機能を利用する。
提案手法は,広く使用されている4つの公開ログデータセット上で評価する。
実験の結果、loggdは最先端の定量的およびシーケンスベースの手法よりも優れており、異なるウィンドウサイズの設定で安定した性能が得られることがわかった。
その結果,ログベース異常検出にはLogGDが有効であることが確認された。
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