論文の概要: Experimental realization of a 218-ion multi-qubit quantum memory
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.15459v1
- Date: Fri, 30 Sep 2022 13:16:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-24 07:39:01.865928
- Title: Experimental realization of a 218-ion multi-qubit quantum memory
- Title(参考訳): 218イオン多ビット量子メモリの実験的実現
- Authors: R. Yao and W.-Q. Lian and Y.-K. Wu and G.-X. Wang and B.-W. Li and
Q.-X. Mei and B.-X. Qi and L. Yao and Z.-C. Zhou and L. He and L.-M. Duan
- Abstract要約: 低温環境下での200イオン以上の安定トラップを報告し, 複数ビット容量と長期保存寿命の組み合わせを実証した。
量子メモリの性能と共振冷却レーザとを比較し、複数のイオン量子ビットの長期保存における共振冷却の必要性を明白に示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Storage lifetime and capacity are two important factors to characterize the
performance of a quantum memory. Here we report the stable trapping of above
200 ions in a cryogenic setup, and demonstrate the combination of the
multi-qubit capacity and long storage lifetime by measuring the coherence time
of randomly chosen ions to be on the order of hundreds of milliseconds. We
apply composite microwave pulses to manipulate qubit states globally for
efficient characterization of different storage units simultaneously, and we
compare the performance of the quantum memory with and without the sympathetic
cooling laser, thus unambiguously show the necessity of sympathetic cooling for
the long-time storage of multiple ionic qubits.
- Abstract(参考訳): 記憶寿命と容量は量子メモリの性能を特徴づける2つの重要な要素である。
本稿では,200個以上のイオンを低温設定で安定トラップし,ランダムに選択したイオンのコヒーレンス時間を数百ミリ秒のオーダーで測定することにより,多ビット容量と長期保存寿命の組み合わせを実証する。
複合マイクロ波パルスを用いて、異なる記憶ユニットの効率的な評価を同時に行うとともに、量子メモリの性能と共振冷却レーザの併用の有無を比較し、複数のイオン量子ビットの長期保存における共振冷却の必要性を明確に示す。
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