論文の概要: Multi-modal deep learning system for depression and anxiety detection
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.14490v1
- Date: Fri, 30 Dec 2022 00:02:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-02 17:26:46.627480
- Title: Multi-modal deep learning system for depression and anxiety detection
- Title(参考訳): 抑うつ・不安検出のためのマルチモーダル深層学習システム
- Authors: Brian Diep, Marija Stanojevic, Jekaterina Novikova
- Abstract要約: 本稿では,自己管理型音声タスクからの抑うつと不安のスクリーニングのためのマルチモーダルシステムを提案する。
深層学習機能を備えた手作り機能の強化によって,F1の総合的な分類精度が向上することが判明した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.539240676216187
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Traditional screening practices for anxiety and depression pose an impediment
to monitoring and treating these conditions effectively. However, recent
advances in NLP and speech modelling allow textual, acoustic, and hand-crafted
language-based features to jointly form the basis of future mental health
screening and condition detection. Speech is a rich and readily available
source of insight into an individual's cognitive state and by leveraging
different aspects of speech, we can develop new digital biomarkers for
depression and anxiety. To this end, we propose a multi-modal system for the
screening of depression and anxiety from self-administered speech tasks. The
proposed model integrates deep-learned features from audio and text, as well as
hand-crafted features that are informed by clinically-validated domain
knowledge. We find that augmenting hand-crafted features with deep-learned
features improves our overall classification F1 score comparing to a baseline
of hand-crafted features alone from 0.58 to 0.63 for depression and from 0.54
to 0.57 for anxiety. The findings of our work suggest that speech-based
biomarkers for depression and anxiety hold significant promise in the future of
digital health.
- Abstract(参考訳): 従来の不安やうつ病のスクリーニングは、これらの状態を効果的に監視し治療する上で障害となる。
しかし、最近のNLPと音声モデリングの進歩により、テキスト、音響、手作り言語に基づく特徴は、将来のメンタルヘルススクリーニングと状態検出の基礎を共同で形成することができる。
音声は個人の認知状態に関する豊富な知見の源であり、言論のさまざまな側面を活用することで、うつ病や不安に対する新しいデジタルバイオマーカーを開発することができる。
そこで本稿では,自己管理型音声タスクからの抑うつと不安のスクリーニングを行うマルチモーダルシステムを提案する。
提案モデルでは,音声とテキストの深層学習機能と,臨床的に検証されたドメイン知識から情報を得る手作り機能を統合する。
その結果,手作り特徴量の増加は,うつ病の0.58から0.63,不安の0.54から0.57という,手作り特徴の基準値と比較して,全体の分類f1スコアが向上することがわかった。
本研究は,抑うつと不安に対する音声ベースのバイオマーカーが,デジタルヘルスの将来に有意義な可能性を示唆している。
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