論文の概要: Low-loss polarization control in fiber systems for quantum computation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2302.14454v1
- Date: Tue, 28 Feb 2023 09:59:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-01 17:00:16.039403
- Title: Low-loss polarization control in fiber systems for quantum computation
- Title(参考訳): 量子計算用ファイバシステムにおける低損失偏光制御
- Authors: Tomohiro Nakamura, Takefumi Nomura, Mamoru Endo, He Ruofan, Takahiro
Kashiwazaki, Takeshi Umeki, Jun-ichi Yoshikawa, and Akira Furusawa
- Abstract要約: ポアンカー球面上の2つの円軌道の交差点への偏光を制御し、干渉可視性を最適化する手法を提案する。
本手法は,光ファイバーストレッチャーを偏光制御装置として使用することにより,低光損失で可視性を最大化する。
本手法は, 実用的な耐故障性光量子コンピュータのためのファイバシステムを実現する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Optical quantum information processing exploits interference of quantum
light. However, when the interferometer is composed of optical fibers,
degradation of interference visibility due to the finite polarization
extinction ratio becomes a problem. Here we propose a method to optimize
interference visibility by controlling the polarizations to a crosspoint of two
circular trajectories on the Poincar\'{e} sphere. Our method maximizes
visibility with low optical loss, which is essential for quantum light, by
using fiber stretchers as polarization controllers. We also experimentally
demonstrate our method, where the visibility was maintained basically above
99.9% for three hours using fiber stretchers with an optical loss of 0.02 dB
(0.5%). Our method makes fiber systems promising for practical fault-tolerant
optical quantum computers.
- Abstract(参考訳): 光量子情報処理は、量子光の干渉を利用する。
しかし、干渉計が光ファイバで構成されている場合、有限偏光消滅率による干渉視認性の低下が問題となる。
本稿では,poincar\'{e}球面上の2つの円軌道の交差点への偏光を制御して干渉視認性を最適化する手法を提案する。
本手法は、ファイバストレッチャーを偏光制御器として用いることで、量子光に不可欠な低光損失による可視性を最大化する。
また,光損失0.02dB(0.5%)のファイバストレッチャーを用いて,視界を99.9%以上3時間維持する手法を実験的に実証した。
本手法は, 実用的な耐故障性光量子コンピュータのためのファイバシステムを実現する。
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