論文の概要: Observation of Rydberg blockade due to the charge-dipole interaction
between an atom and a polar molecule
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.06126v2
- Date: Mon, 15 May 2023 17:32:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-16 23:07:37.796613
- Title: Observation of Rydberg blockade due to the charge-dipole interaction
between an atom and a polar molecule
- Title(参考訳): 原子と極性分子間の電荷-双極子相互作用によるライドバーグ封鎖の観測
- Authors: Alexander Guttridge, Daniel K. Ruttley, Archie C. Baldock, Rosario
Gonz\'alez-F\'erez, H. R. Sadeghpour, C. S. Adams and Simon L. Cornish
- Abstract要約: 我々は、光ツイーザーに閉じ込められた1つのRb原子と1つのRbCs分子の電荷-双極子相互作用により、Rydbergの遮断を実証する。
結果は、Rydberg原子を用いて、個別に閉じ込められた分子間で量子情報が伝達されるハイブリッドプラットフォームの可能性を開く。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 52.77024349608834
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We demonstrate Rydberg blockade due to the charge-dipole interaction between
a single Rb atom and a single RbCs molecule confined in optical tweezers. The
molecule is formed by magnetoassociation of a Rb+Cs atom pair and subsequently
transferred to the rovibrational ground state with an efficiency of 91(1)\%.
Species-specific tweezers are used to control the separation between the atom
and molecule. The charge-dipole interaction causes blockade of the transition
to the Rb(52s) Rydberg state, when the atom-molecule separation is set to
$310(40)$~nm. The observed excitation dynamics are in good agreement with
simulations using calculated interaction potentials. Our results open up the
prospect of a hybrid platform where quantum information is transferred between
individually trapped molecules using Rydberg atoms.
- Abstract(参考訳): 我々は、単一rb原子と単一rbcs分子との電荷-双極子相互作用により、ライドバーグの閉じ込めを示す。
この分子は、Rb+Cs原子対の磁気解離によって形成され、その後91(1)\%の効率で可解性基底状態に移される。
種特異的トワイザーは、原子と分子の分離を制御するために用いられる。
電荷-双極子相互作用は、原子-分子分離が310(40)$~nmに設定されると、rb(52s) rydberg状態への遷移を遮断する。
観測された励起ダイナミクスは、計算された相互作用ポテンシャルを用いたシミュレーションとよく一致している。
以上の結果から,rydberg原子を用いて個別に捕捉された分子間で量子情報が伝達されるハイブリッドプラットフォームが期待できる。
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