論文の概要: Experimental quantum secret sharing based on phase encoding of coherent
states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.14622v2
- Date: Tue, 28 Mar 2023 03:55:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-29 11:15:03.273418
- Title: Experimental quantum secret sharing based on phase encoding of coherent
states
- Title(参考訳): コヒーレント状態の位相符号化に基づく量子秘密共有実験
- Authors: Ao Shen, Xiao-Yu Cao, Yang Wang, Yao Fu, Jie Gu, Wen-Bo Liu, Chen-Xun
Weng, Hua-Lei Yin, Zeng-Bing Chen
- Abstract要約: 本稿では,三者間でのコヒーレントな状態の簡単な位相符号化による量子秘密共有プロトコルを提案する。
提案方式は,35dBチャネル損失で85.3bpsのキーレートを実現する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 17.01107355316032
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum secret sharing (QSS) is one of the basic communication primitives in
future quantum networks which addresses part of the basic cryptographic tasks
of multiparty communication and computation. Nevertheless, it is a challenge to
provide a practical QSS protocol with security against general attacks. A QSS
protocol that balances security and practicality is still lacking. Here, we
propose a QSS protocol with simple phase encoding of coherent states among
three parties. Removing the requirement of impractical entangled resources and
the need for phase randomization, our protocol can be implemented with
accessible technology. We provide the finite-key analysis against coherent
attacks and implement a proof-of-principle experiment to demonstrate our
scheme's feasibility. Our scheme achieves a key rate of 85.3 bps under a 35 dB
channel loss. Combined with security against general attacks and accessible
technology, our protocol is a promising candidate for practical multiparty
quantum communication networks.
- Abstract(参考訳): 量子シークレット共有(quantum secret sharing, qss)は、将来の量子ネットワークにおける基本的な通信プリミティブの1つであり、マルチパーティ通信と計算の基本的な暗号タスクの一部に対処する。
それでも、一般的な攻撃に対するセキュリティを備えた実用的なQSSプロトコルを提供することは困難である。
セキュリティと実用性のバランスをとるQSSプロトコルはまだ不足している。
本稿では,三者間のコヒーレント状態の簡単な位相符号化によるQSSプロトコルを提案する。
非実用的な絡み合ったリソースと位相ランダム化の必要性を取り除き、アクセス可能な技術でプロトコルを実装できる。
我々は,コヒーレント攻撃に対する有限鍵解析を行い,原理実証実験を実施し,その実現可能性を示す。
提案方式は,35dBチャネル損失で85.3bpsのキーレートを実現する。
一般的な攻撃に対するセキュリティとアクセス可能な技術を組み合わせることで、我々のプロトコルは実用的なマルチパーティ量子通信ネットワークの候補となる。
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