論文の概要: Echoes: Unsupervised Debiasing via Pseudo-bias Labeling in an Echo
Chamber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2305.04043v1
- Date: Sat, 6 May 2023 13:13:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-09 18:08:08.748424
- Title: Echoes: Unsupervised Debiasing via Pseudo-bias Labeling in an Echo
Chamber
- Title(参考訳): echoes: echo chamberにおける擬似バイアスラベリングによる教師なしデバイアス
- Authors: Rui Hu, Yahan Tu, Jitao Sang
- Abstract要約: 本稿では,既存のバイアスモデルがトレーニングデータにおけるバイアス強調サンプルに過度に適合していることを明らかにする実験的検討を行った。
バイアスモデルとターゲットモデルを異なる戦略でトレーニングするtextitEchoes という,単純かつ効果的な手法を提案する。
実験により,本手法は,既存の合成データセットと実世界のデータセットのベースラインと比較して,優れたデバイアス化結果が得られることが示された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 23.38225108217336
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Neural networks often learn spurious correlations when exposed to biased
training data, leading to poor performance on out-of-distribution data. A
biased dataset can be divided, according to biased features, into bias-aligned
samples (i.e., with biased features) and bias-conflicting samples (i.e.,
without biased features). Recent debiasing works typically assume that no bias
label is available during the training phase, as obtaining such information is
challenging and labor-intensive. Following this unsupervised assumption,
existing methods usually train two models: a biased model specialized to learn
biased features and a target model that uses information from the biased model
for debiasing. This paper first presents experimental analyses revealing that
the existing biased models overfit to bias-conflicting samples in the training
data, which negatively impacts the debiasing performance of the target models.
To address this issue, we propose a straightforward and effective method called
\textit{Echoes}, which trains a biased model and a target model with a
different strategy. We construct an "echo chamber" environment by reducing the
weights of samples which are misclassified by the biased model, to ensure the
biased model fully learns the biased features without overfitting to the
bias-conflicting samples. The biased model then assigns lower weights on the
bias-conflicting samples. Subsequently, we use the inverse of the sample
weights of the biased model as the sample weights for training the target
model. Experiments show that our approach achieves superior debiasing results
compared to the existing baselines on both synthetic and real-world datasets.
- Abstract(参考訳): ニューラルネットワークは、バイアスのあるトレーニングデータに曝されると、しばしば急激な相関関係を学習する。
バイアス付きデータセットは、バイアス付き特徴に従ってバイアス対応サンプル(バイアス付き特徴を持つ)とバイアス対応サンプル(バイアス付き特徴を持たない)に分けられる。
近年のデバイアス研究は、そのような情報を得ることが困難で労働集約的なため、トレーニング期間中にバイアスラベルが利用できないと仮定している。
この教師なしの仮定に従うと、既存の手法は2つのモデルを訓練する: バイアス付き特徴を学習するためのバイアス付きモデルと、バイアス付きモデルからの情報を使ってバイアスを除去するターゲットモデルである。
本稿では,既存のバイアスモデルがトレーニングデータ中のバイアス強調サンプルに過度に適合していることが,対象モデルの劣化性能に悪影響を及ぼすことを示す実験的検討を行った。
そこで本研究では,偏りのあるモデルと異なる戦略を持つ対象モデルを学習する手法である \textit{echoes} を提案する。
偏りのあるモデルによって分類されたサンプルの重みを減らし,偏りのあるモデルが偏りのある特徴を過度に学習することを保証することで,"エコーチャンバー"環境を構築する。
バイアス付きモデルは、バイアス競合サンプルに低い重みを割り当てる。
その後, 対象モデルのトレーニングには, 偏りモデルのサンプル重みの逆をサンプル重みとして用いた。
実験により,提案手法は,合成データと実世界のデータセットの両方において,既存のベースラインよりも優れたデバイアス結果が得られることが示された。
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