論文の概要: Improving the performance of quantum cryptography by using the
encryption of the error correction data
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.12347v1
- Date: Wed, 21 Jun 2023 15:42:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-22 12:49:24.361428
- Title: Improving the performance of quantum cryptography by using the
encryption of the error correction data
- Title(参考訳): 誤り訂正データの暗号化による量子暗号の性能向上
- Authors: Valeria A. Pastushenko and Dmitry A. Kronberg
- Abstract要約: 本稿では,盗聴者の情報量を減らすために,誤り訂正に関連する古典的コミュニケーションを暗号化する手法を提案する。
本稿では,eavesdropperの量子メモリコヒーレンス時間に関する追加仮定の文脈において,本手法の適用性について分析する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Security of quantum key distribution (QKD) protocols relies solely on quantum
physics laws, namely, on the impossibility to distinguish between
non-orthogonal quantum states with absolute certainty. Due to this, a potential
eavesdropper cannot extract full information from the states stored in their
quantum memory after an attack despite knowing all the information disclosed
during classical post-processing stages of QKD. Here, we introduce the idea of
encrypting classical communication related to error-correction in order to
decrease the amount of information available to the eavesdropper and hence
improve the performance of quantum key distribution protocols. We analyze the
applicability of the method in the context of additional assumptions concerning
the eavesdropper's quantum memory coherence time and discuss the similarity of
our proposition and the quantum data locking (QDL) technique.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布(qkd)プロトコルのセキュリティは、量子物理学の法則、すなわち絶対確実性を持つ非直交量子状態の区別が不可能であることにのみ依存している。
このため、潜在的な盗聴者は攻撃後に量子メモリに格納された状態から、古典的な後処理段階であるQKDのすべての情報を知っているにもかかわらず、完全な情報を抽出することはできない。
本稿では,盗聴者が利用可能な情報量を減らし,量子鍵分散プロトコルの性能を向上させるために,誤り訂正に関連する古典的な通信を暗号化する手法を提案する。
本稿では,eavesdropperの量子メモリコヒーレンス時間に関する追加仮定の文脈において,本手法の適用性を分析し,提案手法と量子データロック(QDL)技術との類似性について議論する。
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